東京大学 海洋アライアンス 日本財団

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シンポジウムレポート

【シンポジウム】「第13回東京大学の海研究:若手研究者による最近の成果から」(2018/11/2)

東京大学海洋アライアンスは、2018年11月2日(金)、シンポジウム「第13回東京大学の海研究」を東京都文京区の東京大学農学部弥生講堂で開きました。約170人が参加しました。

今回のテーマは「若手研究者による最近の成果から」。前半では、東京大学の若手研究者が、最新の研究をわかりやすく解説しました。後半は、日本財団の助成を得て2014年度から研究を進めてきたプロジェクトの成果を、それぞれ「「プロジェクト『メガ津波から命を守る防災の高度化研究』報告」「プロジェクト「国際的な海洋人材の育成とネットワークの構築」報告」、また、新たに本年度開始した「マリンバイオセキュリティー(海洋動物の防疫のためのリスク情報の社会発信)報告」、さらに昨年度終了したプロジェクトから「わが国の海洋空間計画の推進に向けた課題:「海洋利用に関する合意形成」プロジェクトの成果を踏まえて」の発表がありました。人材育成のプロジェクトでは海外の機関に派遣された学生3人も、その研究成果を報告しました。

詳しくは、会場で配布した要旨集をご覧ください。こちら:東京大学海洋アライアンス第13回シンポジウム要旨集.pdf

開会の挨拶をする日比谷機構長

開会の挨拶をする日比谷機構長

<プログラム>

13:00〜13:10
開会挨拶

日比谷 紀之(海洋アライアンス機構長,理学系研究科)

13:10〜13:40
温暖化でどうなる?海のいきもの

入江 貴博(大気海洋研究所)

13:40〜14:10
ウナギの資源と生態研究の最前線

黒木 真理(農学生命科学研究科)

14:10〜14:40
黒潮大蛇行:そのメカニズムと影響

田中 祐希(理学系研究科)(代理発表:日比谷 紀之)

14:40〜15:10
岩石から探る海底下の絶景

秋澤 紀克(大気海洋研究所)

15:10〜15:40
わが国の海洋空間計画の推進に向けた課題
-「海洋利用に関する合意形成」プロジェクトの成果を踏まえて-

道田 豊(大気海洋研究所)

15:40〜16:10
プロジェクト報告「『メガ津波』から命を守る防災の高度化研究」報告

丹羽 淑博(海洋アライアンス)

16:10〜16:40
プロジェクト「マリンバイオセキュリティー(海洋動物の防疫のためのリスク情報の社会発信)」報告

良永 知義(海洋アライアンス副機構長、農学生命科学研究科)

16:40~17:20
プロジェクト「国際的な海洋人材の育成とネットワークの構築」報告

これまでの実施状況と成果

木村 伸吾(海洋アライアンス副機構長、新領域創成科学研究科/大気海洋研究所)

インターンシップ派遣学生(2017年度)からの報告

国際連合工業開発機関(UNIDO)

瀧川 翼(理学系研究科、修士2年)

国際原子力機関(IAEA)

王 子健(農学生命科学研究科、修士2年)

東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)

安原 正尭(農学生命科学研究科、修士2年)

17:20〜17:30
閉会挨拶

良永 知義(海洋アライアンス副機構長,農学生命科学研究科)

<懇談会> (シンポジウム終了後、同ホール内の会議室にて行われた)

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