文理にまたがる横断型の新しい学究領域を創出し,高い視座にたつ学際的海洋研究を展開
研究のコンセプト
四方が海で資源に乏しく、食料自給率の低い日本では海を第2の国土として統括的に管理し、海洋からの恩恵を持続的にえるための大所高所から枠組みを決定する視点や組織が必要です。例えば、未利用資源の利用に関しては、経済学的に成立し、工学的に開発する技術が生み出され、国際法上の合意、管理や規制が必要です。このような場合、今までのような縦割り式の研究や政策では、長期的視野に立った政策は望めません。そこで海洋アライアンスでは、分野横断型・問題解決志向的な研究を推進し、これらの問題に正対します。
これまで個別に行われてきた海洋関連分野を海洋科学に統合し、複雑で複合的な多様な海洋問題に対して、それぞれの専門知識を用いて様々な角度からの議論を展開し、統合的な知見を深める研究の実践を目指す。それぞれの部局・専攻内で行われている専門性の高い研究を推進する研究者が、時局にあわせたいくつかの個別の大テーマの下に集まって、学際的研究を展開し、同時にえられた科学的知見を政策等の社会に還元し、環境問題等の解決に貢献します。日本財団寄付講座による「学際海洋学ユニット」が始動し、先の研究を強力にバックアップします。また、学術的な各種シンポジウム、ワークショップに止まらず。関連する外部講師の招待講演を含め公開講義を広く社会に解放し、研究成果を社会還元すると共に、研究書・啓蒙書の出版や教材の作成によって知的好奇心の喚起を促します。
海洋アライアンスの研究
海洋アライアンスでは2008年に下記の4テーマを採択し,現在も引き続き研究を推進しています。
研究プログラムの紹介
海洋アライアンスには現在3つの研究プログラムがあります。それらはいずれも海洋国日本の基盤を支援する研究活動を行っていると共に、そこで採用されている特任教員が教育についても協力にサポートしています。
海洋アライアンス・イニシャティブ
海洋アライアンスのメンバーが主体となって、"海洋にかかわる"様々な課題に対する解決をめざしたシンクタンク機能の形成、実行を目的とする活動を支援し、海洋アライアンスにおける「海のシンクタンク」の充実を図ります。1件あたりの上限を150万円とし、2011年前期までに39件を採択しました。具体的には勉強会の立ち上げ、ワークショップやシンポジウムの開催、教科書・データベースの作成等を行う事業です。2010年度からは海洋教育関連分野については複数年の継続を認めることになり、この方面でも学際的融合をますます促進していきます。これまでの採択課題の詳細は、それぞれの申請者が執筆した「知の羅針盤」で読むことが出来ます。











