2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震およびそれに伴う津波によって亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族、被害にあわれた方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。また、復興へと尽力されている方々には、心より敬意を表します。

東北地方太平洋沖地震による被害の特徴は津波災害である。津波の遡上高は40mを越え(東日本大震災復興構想会議、2011)、浸水面積は561km2に及んだ(国土地理院、2011年4月18日発表)。死亡者数は15467名、行方不明者数は7482名に達し、その92.4%の死因が溺死と判明した(警察庁、2011)。

取組に至る経緯

海洋において生じている諸問題に分野を横断して取り組む海洋アライアンスは、この津波災害に対応するために、震災から1週間後の3月18日に緊急会議を招集した。そこで、震災後の復興を考える基として現地調査を何回かに分けて実施すること、一般社会に向けて科学的に正しい理解を助けるための正確な情報を提供すること、分野を超えて復興になすべき『学』の役割を認識し、利害関係者間の溝を埋めることの可能な科学的合理性のある中・長期的提案をすると共に、今後長期にわたり、その時々で必要な取り組みを継続することとした。

本サイトにてご紹介する内容

東京大学海洋アライアンスのメンバーは、それぞれの立場で国や地域の様々な場所で、震災復興のための取り組みに、それぞれの分野で活動しています。こうしたとりくみは、地震やそれによる津波の発生メカニズムの調査研究から、今後の防災や将来のまちづくりにむけたシナリオ設計などの広い範囲に及びます。したがって海洋アライアンス全てのメンバーの活動を網羅的に紹介することは出来ません。そこでこのホームページでは、海洋アライアンスが主体的にかかわっている活動について紹介します。

【参考資料】
東日本大震災復興構想会議(2011):復興への提言〜悲惨のなかの希望〜
警察庁(2011):平成23年版警察白書
国土地理院(2011年4月18日発表):津波による浸水範囲の面積(概略値)について(第5報)