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【開催報告】前期課程ゼミ「海のアジア」 世界銀行・国際金融公社の方々をお招きし講演会を実施

世界銀行・国際金融公社講演会

2024年3月8日、教養学部前期課程・全学自由研究ゼミナール「海のアジア2023」の主催のもと、世界銀行・国際金融公社(IFC)の方々をお招きし、講演会を実施しました。講演会には、ゼミの今年度受講生だけでなく、学年や文理・専攻の垣根を越えて多様な学生が参加しており、関心の高さが伺えました。

今回は、4名の講演者の方々にお越しいただきました。大森功一さま(世界銀行東京事務所・上級対外関係担当官)からは、世界銀行・国際金融公社がどのような取組を、どのような体制の下で行っているのかご説明いただき、加納祐二さま(IFCアジアインフラ・セクター担当プリンシパル・インベストメントオフィサー)からは、ご自身の経験も交えながら、具体的なプロジェクトの進め方をお話しいただきました。また、横山正さま(国際金融公社東京事務所 所長)からは、日本と国際機関全般についてご自身の経験をもとにお話いただき、櫻本康枝さま(IFC東京事務所 プログラム・アシスタント)からは、日本人職員の活躍や機関でのキャリアパスに関するご説明と、講演全体の司会進行を行っていただきました。

国内の政府機関の事業については知識のある学生でも、国際機関の活動についてはあまり知らないケースが多いようです。そのような中、今回の講演会に参加した学生からは、「グローバルサウスの意見に向き合えていないという批判を多数耳にしたことがあったが、実際にはSDGsなどをはじめとする理念に基づき、入念な調査や厳しいガイドラインに従ってプロジェクトを行っているのだということがわかった。」「キャリア選択など日本で働いている方からはあまり聞けないお話が多く、非常に参考になった。」などの声が聞かれました。

講演終了間際まで活発な質疑応答が続き、大変有意義な時間になりました。貴重な機会をご提供いただいた世界銀行・国際金融公社の皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。

世界銀行・国際金融公社講演会

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