2022/03/11
東京大学の「海洋学際教育プログラム」(主査・木村伸吾教授)は、活動内容を紹介する2022年度版の冊子を作成し、海洋アライアンスのホームページで公開しました。海洋学際教育プログラムでは、東京大学の大学院に在籍する希望者を対象に、「海」に関係する最先端の研究や解決すべき社会的な課題などを、日本財団の助成で文理横断的に学ばせています。海の現場に密着した実践的な課題解決型の教育が特長で、実習形式の「海洋問題演習」では、海のプラスチックごみ、洋上風力発電、魚介類の防疫、地域創成と海、世界的課題の発掘とその対応行動の5テーマを扱います。国連をはじめとする内外の関係機関へのインターンシップ制度もあり、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮しながら実施の可否を検討します。2022年度のガイダンスは、4月11日(月)の午後6時から、オンラインで実施します。
※海洋学際教育プログラムの2022年度版紹介冊子はこちらです。
(文責:サイエンスライター・東京大学特任教授 保坂直紀)