東京大学 海洋アライアンス 日本財団

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海洋問題演習・洋上風力グループが秋田県立大学と共同講義を実施

海洋問題演習・洋上風力グループでは、国内における洋上風力発電の導入について、再エネ海域利用法の下での「合意形成」をテーマに調査・研究を行っています。その一環で、秋田県立大学地域計画学研究室(中村勝則准教授)との協働・連携も行っているところ、本年度は、同大学大学院の「地域環境科学特論」において、東京大学海洋学際教育プログラムの海洋問題演習・洋上風力チームが共同講義を行いました。

11月21日および11月22日には2020年度海洋問題演習履修生の田嶋 智さん(新領域創成科学研究科)が、「洋上風力発電と地元社会の関係性:秋田で考える未来像」についてオンライン講義を行い、同月25日~26日には、同講義履修者とともに関係者へのヒアリング等を行いました。

25日午前には、秋田県男鹿市役所を訪問し、市職員の方々から、洋上風力発電事業による地域振興の展望等についてのヒアリングを行いました。また、同日午後には、秋田県立男鹿海洋高校構内に設置されたO&M研修センターである「風と海の学校あきた」を訪問し、同センターの設立経緯と将来展望についてお話を伺うとともに、訓練プール及びCTVシミュレーターの見学を行いました。

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26日には、秋田県立大学において、2023年度海洋問題演習履修生の白 申逸さん(工学系研究科)の話題提供の後、同講義履修生とのディスカッションの機会を設けました。秋田県において洋上風力発電事業が進みつつある中で、地元での合意形成を深めるための若年世代主体の活動について展望しました。

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