研究者発の海の話研究者発の海の話

大学における学際海洋教育を推進するための基礎データ

さまざまな教科書

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大学における学際的海洋教育に関する研究会1)は、学際的海洋教育を「社会が解決を求める海洋に関する様々な課題について、専門的な知識を持ちつつ、分野横断的な視点をもち、統合的に解決しうる海の総合人材を育成するための教育」と定義した。そのうえでこうした教育を推進するためには、カリキュラムの構築あるいは教員養成といった直接的なアプローチもさることながら、周辺情報の整理が不可欠と結論付けている。ここでいう周辺情報とは、例えば大学に入学する学生たちの知識レベル(入学者のポテンシャル)、大学卒業後の知識の活用先(卒業後のポテンシャル)、また社会が求める課題の実態(教育の意義)などを指すが、いずれも情報の整理が不十分である。そこで本研究シリーズでは、大学における学際的海洋教育の推進のための基礎データの収集と整理を行うことにした。

(福島朋彦)

(注1)学際的海洋教育とその延長上の問題 http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/learnocean/researchers/kyoiku-2/post-15.html

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