◆海底の火山
◆バイオロギングで明らかにする動物の行動や環境
◆食卓に迫る危機(次世代に海を引き継ぐために)
◆熱い血潮のマグロたち
◆海を旅するもの
◆海中ロボット
◆赤潮と私たちの生活
◆海の流れが運ぶもの
◆海洋プラスチックの現状と課題
◆海洋管理って何?
◆海にやさしい養殖
◆魚の口のはなしー多様な顔と餌の食べ方の関係ー
◆ウナギが棲むのはどんな場所?ー海か川か山か:ウナギの河川生態ー
◆魚採りと飼育のすすめー身近な「野生動物」の楽しみ方ー
◆サンゴを食べるオニヒトデの話
◆海底下探査:地震・津波断層、メタンハイドレート、石油・ガスはこんな感じで見つけることができる
担当教員 | 沖野 郷子(役職:教授/専門:海洋底物理、テクトニクス) |
概要 | 「海底の火山」 海洋底に存在する様々な火山の特徴と,火山が生まれる仕組み、火山に付随する熱水系(温泉)について、船の観測の様子をまじえて解説する。 |
キーワード | 海洋底、海底火山、中央海嶺、プレートテクトニクス、研究船観測 |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン |
持ち込み機材 | パソコン、内容によっては岩石サンプル |
通信欄 | - |
担当教員 | 保坂 直紀(役職:特任教授/専門:科学コミュニケーション、科学と社会) |
概要 | 現代社会にとって科学は欠かすことができません。科学の知識を社会にどういかしていくかを決めるのは、みなさん一人ひとりです。「海のプラスチックごみ」の問題などを通して、科学と社会の関係を考えます。 |
キーワード | 科学、社会、コミュニケーション、ジャーナリズム、地球環境 |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン |
通信欄 | - |
担当教員 | 佐藤 克文(役職:教授/専門:動物行動学、環境学) |
概要 | 直接観察出来ない海洋の大型動物にはまだ多くの謎が隠されています。動物に直接搭載できる小型記録計を使ってその謎を明らかにするのがバイオロギングという新しい研究手法です。 |
キーワード | バイオロギング、ウミガメ、海鳥、海生哺乳類、 |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン、レーザーポインター、マイク(ご用意ください)(パソコンは持参します) |
通信欄 | - |
担当教員 | 八木 信行(役職:教授/専門:漁業経済・海洋政策) |
概要 | 魚の乱獲や海の環境破壊の実態について、経済の動きとともに最新の情報を紹介します。海の資源を保全するため、消費者の私たちができることは何か、世界の水産物の貿易や資源管理の現状をもとに考えましょう。 |
キーワード | マグロ、イワシ、漁業、TPP、震災復興 |
必要機材 | スクリーン、プロジェクター(ご用意ください) (パソコンは持参します) |
通信欄 | - |
担当教員 | 北川 貴士(役職:教授/専門:魚類行動生態学、水産海洋学、自然環境学) |
概要 | 寿司などの食材として馴染みのあるクロマグロの生態、意外と知らない彼らの生きざまを最新の研究成果をふまえながら紹介します。 |
キーワード | クロマグロ 回遊 体温 卵・仔稚魚 温暖化 |
必要機材 | プロジェクター(ご用意ください) |
持ち込み機材 | パソコン |
通信欄 | ー |
担当教員 | 青山 潤(役職:教授/専門:海洋生物学) |
概要 | ウナギを例に、産卵場調査航海や様々な調査手法の解説を交え、これまで得られた最新の知見を紹介し、海洋生物の大回遊のメカニズムについて、考えたいと思います。 |
キーワード | 回遊、海流、産卵場、成育場、ウナギ |
必要機材 | プロジェクター(ご用意ください) |
通信欄 | 東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター=岩手県大槌町に 在勤。岩手県からの往復交通費を(場合によっては宿泊代も) ご負担いただくことになります。 |
担当教員 | 巻 俊宏(役職:准教授/専門:海中プラットフォームシステム学) |
概要 | 深い海の中を観測する新しい道具、それは自律型海中ロボットです。いろいろな種類のロボット達、それが成し遂げた仕事、ロボットの将来、楽しいロボット技術について紹介します。 |
キーワード | ロボット、海、資源、知能機械、画像処理 |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン(ご用意ください) |
通信欄 | プールがあれば遠隔操縦ロボットの実演、体験操縦等が可能です。 持ち込み機材(実験などを見せるときの機材):海中ロボット(場合による)、深海用カメラ、浮力材など (機材持込のためのレンタカー代をご負担いただきます) |
担当教員 | 野村 英明(役職:学術専門職員/専門:海洋生態学、環境倫理) |
概要 | 赤潮を主題として、人と海のかかわりを考え、海で起こっている問題に対して多角的な発想を獲得し、自然の恵みが持続的にえられる環境について学ぶ海洋教育です。東京湾を事例にお話しします。 |
キーワード | 赤潮、プランクトン、水循環、生態系、自然の恵み,東京湾 |
必要機材 | Macintoshがつながるプロジェクター、スクリーン、指示棒あるいはレーザーポインター |
通信欄 | 必ず事前打ち合わせをお願いします。十分な時間が取れる場合、顕微鏡観察も可能です。その場合、プランクトン試料は持参します。顕微鏡、消耗品などの物品を用意いただかなければならないため、コンタクトを取ってください。 |
担当教員 | 道田 豊(役職:教授/専門:海洋物理学,海洋政策,海洋情報管理) |
概要 | ・海の流れが運ぶもの 高校生が流したメッセージボトルが遠く離れた海岸で拾われた実話を導入として,海の流れによって運ばれるさまざまなもの(海流散布植物,海洋生物の卵や幼生,海ごみ)の動きについて理解を深める. ・海洋プラスチックの現状と課題 数十年後には,海洋を漂うプラスチックごみが海の中の魚の全量を上回るという見積もりもあるほど深刻化している課題について,何が問題で,研究の現状はどうなっているのか,我々はどうすればよいのか問題提起する. ・海洋管理って何? 日本は周りを海に囲まれていて,海の恩恵なしには社会が成り立たないが,一般にその意識は希薄.海を身近なものとして捉え,大切な海を将来にわたって守り,海からの恩恵を享受し続けるには今何をすればよいか,考える. |
キーワード | 漂流・漂着物 海の流れ 海洋プラスチック 海洋政策 海洋情報 |
必要機材 | PCプロジェクターとスクリーン 会場の規模によってはマイク(パソコンは持参します。) |
通信欄 | - |
担当教員 | 北澤 大輔(役職:教授/専門:海洋生態系工学) |
概要 | 現在、世界では魚食がどんどん増えてきており、子どもの魚に餌を与えて育てる養殖による増産が期待されています。餌、種苗、海域環境の観点から持続可能な養殖を実現するための方法について考えます。 |
キーワード | 養殖、環境、生態系、物質循環、災害 |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン(ご用意ください)(パソコンは持参します。) |
通信欄 | - |
担当教員 | 脇谷 量子郎(役職:特任研究員/専門:魚類生態学) |
概要 | ・魚の口のはなしー多様な顔と餌の食べ方の関係ー 魚には口が下を向いたものから、上を向いたものまで、多様な「顔」が見られる。多様な顔つきと摂餌生態の関係について解説し、魚の適応と進化について考える。 ・ウナギが棲むのはどんな場所?ー海か川か山か:ウナギの河川生態ー 多くの魚は、川の上流〜下流といったエリアごとに生息できる種が異なる。ではウナギの場合はどうだろうか?多様な環境に棲むウナギの生態を、鹿児島や奄美大島といった現地調査の様子とともに紹介し、その進化について考える。 ・魚採りと飼育のすすめー身近な「野生動物」の楽しみ方ー 身近な川や水辺にも、それぞれの環境に適応して生きる魚達が多く見られる。採れる場所(環境)と魚種の関係、水槽での飼育観察を通じ魚の生態を考察することで、身近な自然環境について考える。 |
キーワード | ウナギ、 河川、飼育、生態、野外調査 |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン、野外実習に関しては学生の分のタモ網等(ご用意ください)(パソコンは持参します。) |
通信欄 | -魚採りと飼育のすすめー身近な「野生動物」の楽しみ方ーに関しては、立地次第で対応できない可能性があります。 |
担当教員 | 安田 仁奈(役職:教授/専門:海洋分子生態学、進化生態学) |
概要 | 時に大量発生をしてサンゴ礁生態系を脅かすサンゴの強力な捕食者であるオニヒトデ。もともとサンゴ礁にいて在来種でもあるオニヒトデがなぜ今サンゴ礁生態系で脅威をもたらす存在になったのでしょうか。大量発生するオニヒトデの謎についてお話します。 |
キーワード | オニヒトデ、サンゴ |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン(ご用意ください) |
持ち込み機材 | パソコン、オニヒトデやサンゴの標本など |
通信欄 | - |
担当教員 | 辻 健(役職:教授/専門:地球物理学・探査工学) |
概要 | 海底下には防災上重要となる断層や海底火山や、将来の資源となりうるメタンハイドレートや海底熱水鉱床がある。この授業では、最新の探査技術を使って、海底下の重要な地質構造を明らかにした例を紹介する。 |
キーワード | ー |
必要機材 | プロジェクター、スクリーン(ご用意ください) |
持ち込み機材 | パソコン、海底から取得した岩石など |
通信欄 | - |
その他お問い合わせは、こちらにお願いします。
東京大学 海洋アライアンス事務局
TEL/FAX : 04-7136-6416
E-mail : demae@oa.u-tokyo.ac.jp