2014/08/01
東京大学海洋アライアンス第9回東京大学の海研究
2014年7月21日(月・祝)10:00から,農学部弥生講堂で標記シンポジウムが行われた.海洋アライアンス主催で毎年この時期に行われる同シンポジウムは,本年で9回目を迎えた.三連休の3日目とあってか,参加者数は121名と,例年の約半分であった.
午前中の演題は,今年度から海洋アライアンスが取り組みを開始した研究プロジェクトの紹介である.
午後の最初の2題は,海洋アライアンスが2012年秋に募集した研究課題「東北地方太平洋沖地震・津波災害からのレジリアンス向上についての提言に資する調査,ワークショップ等イベントに対する支援」の成果の一部である
午後の3題目には,海底のレアアース泥に関する最新情報を御講演いただいた.
最後に,海洋アライアンスの分野横断型教育プログラムにおける,大学院生の研究成果を発表してもらい,その内容を軸に,会場全体でパネル討論を行った.
総合司会:蒲生俊敬(副機構長,大気海洋研究所)
10:00-10:10
開会挨拶
日比谷 紀之(機構長,理学系研究科)
10:10-10:50
海外インターンシップによる国際的な海事人材の育成
木村伸吾(副機構長,新領域創成科学研究科/大気海洋研究所)
10:50-11:30
メガ津波から命を守る防災の高度化研究
早稲田卓爾(新領域創成科学研究科)
11:30-12:10
海洋の利用に関する合意形成手法の開発
道田 豊(大気海洋研究所)
13:30-14:10
津波被災集落における復興デザイン
窪田亜矢(工学系研究科都市工学専攻)
14:10-14:50
海岸堤防の津波減災機能と限界
佐藤愼司(工学系研究科社会基盤学専攻)
15:10-15:50
南鳥島EEZのレアアース泥鉱床開発による日本の成長戦略
加藤泰浩(工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター)
15:50-16:40
海洋における課題解決への総合的アプローチ
座長:山本光夫(新領域創成科学研究科)
パネリスト1.川口 真利奈(農学生命科学研究科)
パネリスト2.逢澤正憲(新領域創成科学研究科)
16:40-16:50
閉会の挨拶
蒲生俊敬(大気海洋研究所)
17:15-19:15
懇親会(於:弥生講堂アネックス)