東京大学がこれまで培ってきた海洋に関わる知識と人材を融合し、海洋と人類の新しい親和的・協調的な関係を築くために、専門分野を超え、組織横断的な教育・研究活動を実施・支援していきます。
海洋アライアンスの事業と活動
海洋アライアンスは様々な事業や活動を通して、海洋人材の育成、学際的学問分野の開拓を実践し、海のシンクタンクとして国際的な展開をめざしています。
現在海洋アライアンスには、海洋にかかわる総合人材を育成するための分野横断型教育プログラム「海洋学際教育プログラム」、海洋基本法を支えるための研究基盤づくりと海洋政策にかかわる人材の育成を目指す「総合海洋基盤(日本財団)プログラム」、海洋関連機器開発を日常的に行える洋上固定型プラットフォームを提供し海洋国日本の発展に寄与する「平塚沖総合実験タワープログラム」、初等・中等・高等教育課程における海洋教育の普及促進を実現する「海洋リテラシー教育プログラム」という、教育と研究にかかわる4つのプログラムがあります。加えて、様々な支援事業やアウトリーチ活動を実施、海洋情報の発信拠点として活動しています。
シンポジウム
海洋アライアンスはその前身組織のころ開始したシンポジウム「東京大学の海研究」を、2006年から毎年1回計5回開催してきました。このシンポジウムでは、東京大学で行われている多様な分野の海に関する研究を紹介しています。
さらに、書籍等の出版を記念したセミナーや後述するイニシャティブによる研究と関連したシンポジウムなどを開催しています。また、時事の話題を一般向けに解説し理解を深めてもらうために、日本財団との共同主催のシンポジウムを年に数回開催しています。
【海洋アライアンスが主催(共同主催)したシンポジウム】
名称 |
開催日 |
場所 |
|---|---|---|
| 東京大学の海研究【海からの恩恵と災害】 | 2006年7月12日 | 東京大学弥生講堂・一条ホール |
| 第2回東京大学の海研究【海から未来を考える】 | 2007年7月4日 | 東京大学鉄門記念講堂 |
| 第3回東京大学の海研究【海と人類との新たな接点】 | 2008年7月15日 | 東京大学鉄門記念講堂 |
| 海洋アライアンス・日本財団共同シンポジウム 【食卓に迫る危機-次世代に海を引き継ぐために-】第1回 |
2009年6月12日 | 日本財団ビル2階ホール(赤坂) |
| 第4回東京大学の海研究【海の現在と明日】 | 2009年7月14日 | 東京大学弥生講堂・一条ホール |
| 海洋アライアンス・日本財団共同シンポジウム 【食卓に迫る危機-次世代に海を引き継ぐために-】第2回 |
2009年12月11日 | 日本財団ビル1階ホール(赤坂) |
| 海洋アライアンス・日本財団共同シンポジウム 【食卓に迫る危機-次世代に海を引き継ぐために-】第3回 |
2010年3月12日 | 日本財団ビル2階ホール(赤坂) |
| 第5回東京大学の海研究【地球システムとしての海】 | 2010年7月12日 | 東京大学小柴ホール |
| 【海のプロフェッショナル-海洋学への招待状-】 出版記念セミナー |
2011年1月29日 | 東京大学学際交流ホール(駒場) |
| 海洋アライアンス・日本財団共同シンポジウム 総合海洋基盤(日本財団)プログラム 【我が国における海洋教育及び研究のあり方】 |
2011年3月4日 | 日本財団ビル1階ホール(赤坂) |
| 我が国の離島とその周辺海域 -現状と利用- | 2011年3月7日 | 東京大学山上会館 |
| 海洋アライアンス緊急ワークショップ 【東北地方太平洋沖地震・津波】 |
2011年4月22日 | 東京大学弥生講堂・一条ホール |
| 海洋アライアンス・日本財団共同 シンポジウム 【大震災からの復興への道筋】 |
2011年7月8日 | 日本財団ビル1階ホール(赤坂) |
| 第6回東京大学の海研究【震災を科学する】 | 2011年7月14日 | 東京大学弥生講堂・一条ホール |
シンポジウムやワークショップ等の協賛・共催
海洋アライアンスは、海洋に関する学内外の各種行事(シンポジウムやワークショップ)に協賛・共催・後援し、行事の情報を提供しています。
【海洋アライアンスの共催・協賛・後援したシンポジウム】
区分 |
名称 |
開催日 |
場所 |
|---|---|---|---|
| 協賛 | 第41回海中海底工学フォーラム | 2008年5月15日 | 東京大学生産技術研究所An棟2F コンベンションホール「ハリコット」 |
| 共催 | 海洋基本法制定一周年記念 シンポジウム ―海洋新時代における海洋新産業の振興に向けて― |
2008年6月26日 | 東京大学 安田講堂 |
| 共催 | アグリコクーン国際農業と 文化フォーラムグループ公開講演会 |
2008年7月1日 | 東京大学農学部 3号館4階大会議室 |
| 共催 | 第6回国際アジア海洋地質学会議 6th International Conference on Asian Marine Geology (ICAMG VI) |
2008年8月29日 〜9月1日 |
高知大学海洋コア総合研究センター |
| 協賛 | 第42回海中海底工学フォーラム | 2008年10月10日 | 東京大学海洋研究所講堂 |
| 後援 | '08水中ロボットコンベンションin東京辰巳国際水泳場 (略称:水中ロボコンin辰巳'08) |
2008年10月31日 | 東京辰巳国際水泳場 |
| 協賛 | 海の緑化研究会シンポジウム 「海の森」再生に向けた新たなアプローチ ~鉄鋼スラグと未利用バイオマスによる磯焼け回復技術~ |
2009年3月8日 | 東京大学教養学部 18号館ホール |
| 協賛 | 第43回海中海底工学フォーラム | 2009年4月10日 | 東京大学生産技術研究所An棟2階 コンベンションホール「ハリコット」 |
| 協賛 | 第44回海中海底工学フォーラム | 2009年10月9日 | 東京大学海洋研究所講堂 |
| 後援 | 白鳳丸海洋科学教室 | 2008年10月11日 〜12日 |
東京港晴海岸および東京湾浦安沖 (学術研究船白鴎丸) |
| 共催 | 海洋技術フォーラム特別シンポジウム | 2008年12月2日 | 東京大学 安田講堂 |
| 協賛 | 沖ノ鳥島フォーラム2010 | 2010年1月23日 | お台場船の科学館 |
| 共催 | 第5回ITPU国際セミナー(第55回公共政策セミナー) 「国際航空運送と気候変動―COP15の成果と今後の展望」 |
2010年2月19日 | 東京大学本郷キャンパス 山上会館大会議室(2階) |
| 協賛 | 海の緑化技術の現状と展開 ~森・川・海のつながりと海洋環境~ |
2010年2月22日 | 東京大学教養学部学際交流ホール (アドミニストレーション棟) |
| 協賛 | 第45回海中海底工学フォーラム | 2010年4月16日 | 東京大学生産技術研究所An棟2階 コンベンションホール 「ハリコット」 |
| 共催 | 海洋技術ファーラム 「海洋技術立国の基本戦略~EEZが救う日本の未来~」 |
2010年5月26日 | サンポートホール高松 第一小ホール |
| 協力 | 日本財団セミナー 「魚のいない海~次世代に海を引き継ぐために~」 |
2010年7月6日 | 日本財団ビル1F「バウルーム」 |
| 協賛 | 第46回海中海底工学フォーラム | 2010年10月1日 | 東京大学大気海洋研究所 |
| 後援 | 堀場国際コンファレス 「西部太平洋域における海洋科学研究の新しい展開」 |
2010年10月26日 〜29日 |
東京大学大気海洋研究所 |
| 協賛 | 第47回海中海底工学フォーラム | 2011年5月13日 | 東京大学生産技術研究所An棟2階 コンベンションホール「ハリコット」 |
| 協賛 | 第48回海中海底工学フォーラム | 2011年10月14日 | 東京大学大気海洋研究所大講堂 |
| 協賛 | シンポジウム 「沿岸生態系保全に向けた海の緑化技術の最前線」 |
2012年2月2日 | 東京大学教養学部 18号館ホール |
| 後援 | 海洋技術フォーラムシンポジウム 「海洋基本計画見直しに向けた提言」 |
2012年2月27日 | 東京大学大講堂 |
| 後援 | 水中ロボットコンベンション in JAMSTEC | 2012年3月10日 〜11日 |
(独)海洋研究開発機構 潜水訓練プール 本館1階大講義室 本館1階セミナー室 |
| 後援 | 第2回OETR(海洋エネルギー東北再生) シンポジウム 「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」 |
2012年3月27日 | 東京大学生産技術研究所 コンベンションホール |
海洋アライアンス・イニシャティブ
海洋アライアンスのメンバーが主体となって、"海洋にかかわる"様々な課題に対する解決をめざしたシンクタンク機能の形成、実行を目的とする活動を支援し、海洋アライアンスの柱の一つである「海のシンクタンク」の充実を図ります。
知の羅針盤
一般人を対象に海洋に関する時事や知識の普及・啓発を目的として、イニシャティブやシンポジウムでの海洋アライアンスの取り組みをホームページで紹介しています。
出前授業
海に関する教育の一環として、海洋アライアンスの教員が講師として、小・中・高等学校に出向き、ボランティアで授業をしています.海に関する基本的な内容から最先端の研究内容まで,様々な海の話をわかりやすく学べるプログラムです。
教養学部での開講
海洋アライアンスでは、学内向けとして教養学部の学生を対象にした2つの講義を開講しています。「海の魅力と海の基礎」は夏冬各学期13回ずつのオムニバス形式の講義です。「全学体験ゼミナール:海で学ぶ-臨海実験所での体験実習-」は夏季に2泊3日の期間、理学系研究科附属の三崎臨海実験所で集中講義と実習を行っています。共に、海の研究に関する幅広い知識を学生に習得してもらい、将来の進路選択の一助として実施しています。
学内交流勉強会:イブニングセミナー
海洋アライアンスメンバーは多様な専門分野にまたがっています。そこで、こうした多様なメンバーの相互理解を図ると共に親睦を深めること、そして広く学内者の間で海にかかわる情報交換の場として、2ヶ月に1回程度の頻度で、お互いの研究を肩のこらない雰囲気の中で紹介しあうセミナーを開催しています。
【海洋アライアンス イブニングセミナー開催一覧】
回数 |
開催日 |
開催場所 |
講演題目と講演者 |
|
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2008年10月2日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
グローバル経済における生物資源の利用と保全 農学生命科学研究科 八木信行 特任准教授 |
船舶に起因する油濁損害に関する補償制度について 公共政策大学院 長谷知治 特任准教授 |
| 第2回 | 2008年12月4日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
エネルギー安全保障と海洋法 大学院法学政治学研究科 中谷和弘 教授 |
ナメクジウオと進化 海洋研究所 窪川かおる 教授 |
| 第3回 | 2009年2月26日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
人間の法における自然への関心(仮題) 大学院法学政治学研究科 交告尚史 教授 |
ウナギの生態の謎(仮題) 海洋研究所 青山潤 特任准教授 |
| 第4回 | 2009年5月19日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
拓海-海洋肥沃化への挑戦 工学系研究科 大内一之 特任教授 |
海洋鉄散布実験の成果と現状 海洋研究所 津田敦 准教授 |
| 第5回 | 2009年7月24日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
海洋教育のすすめ 生産技術研究所 北澤大輔 准教授 |
ガラパゴスの海洋教育 アジア生物資源環境研究センター 長濱幸生 特任助教 |
| 第6回 | 2009年9月14日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
世界経済危機後の資源動向とサプライチェーン 生産技術研究所 澤田賢治 客員教授 |
海底金属資源のセンシング技術 生産技術研究所 ソーントン・ブレア 助教 |
| 第7回 | 2009年11月12日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
大陸棚限界委員会の科学と政治学 工学系研究科 玉木賢策 教授 |
─ |
| 第8回 | 2010年1月29日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
海洋の大規模利用に対する環境影響評価 ~多様なステークホルダーが共通の基準で考えるために~ 新領域創成科学研究科 佐藤徹 教授 |
─ |
| 第9回 | 2010年5月21日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
船舶による海洋生物移動の規制に関わる最近の動向 アジア生物資源環境研究センター 福代康夫 教授 |
─ |
| 第10回 | 2010年7月29日 | 工学部4号館3階 422会議室 |
海底熱水鉱床の海底選鉱 工学系研究科 定木淳 准教授 工学系研究科 小田部翔 修士課程2年 海上技術安全研究所 中島康晴 |
─ |
| 第11回 | 2010年9月21日 | 工学部3号館3階 306会議室 |
1.海洋保護区:自主管理している人々の本音 2.生物多様性レシピ:未来につながる今日のごはん 3.里海:21世紀の海と人 |
海洋生物の多様性保全と利用に関する 学生フォーラム 学生メンバー一同(10名) |
| 第12回 | 2011年6月14日 | 旧理学部1号館1階 150号教室 |
東北地方太平洋沖地震に関する震災復興調査団第1次第2次の学内報告会 1.海洋アライアンスの取り組み (野村英明 大気海洋研究所) 2.第一次隊報告 (八木信行 農学生命科学研究科) 3.第二次隊報告 1)津波堆積物の調査 (浦辺徹郎・松本良 理学系研究科) 2)津波到達域の調査 (高川智博 工学系研究科) 3)水中ロボットを使った大槌湾の調査 (巻 俊宏 生産技術研究所) 4.津波被災地の土地利用変遷 (茅根 創 理学系研究科) 5.総合討論 |
|
| 第13回 | 2011年8月26日 | 旧理学部1号館1階 150号教室 |
震災復興調査学内報告会第2回 1.海洋アライアンスの取り組みと震災復興調査の概要 (野村英明 大気海洋研究所) 2.大槌町復興まちづくり支援にかかる基礎調査 (窪田亜矢 工学系研究科) 3.岩手県船越湾および大槌の海藻藻場に及ぼした津波の影響に関する研究 (大瀧敬由 新領域創成科学研究科) 4.岩手県釜石の漁業と沿岸域環境に関する調査 (多部田茂 新領域創成科学研究科) (山本光男 教養学部) 5.水中ロボットによる宮城県南三陸町の海底状況調査 (高川真一 生産技術研究所) 6.総合討論(司会:野村英明) |
|
| 第14回 | 2011年10月12日 | 旧理学部1号館1階 150号教室 |
震災復興調査学内報告会第3回 1.海洋アライアンス震災復興調査の概要 (野村英明 大気海洋研究所) 2.名取市・石巻市の水環境調査 (穴澤活郎 新領域創成科学研究科) 3.仙台平野海岸域の被災実態と復興計画の現状 (石川幹子 工学系研究科) 4.総合討論(司会:野村英明) |
|
書籍の出版
海洋アライアンスから2010年11月に「海のプロフェッショナル〜海洋学への招待状〜(窪川かおる編/女性海洋研究者チーム著)」が出版されました。これからも引き続き、海に関係する本を出版していきます。ご期待下さい。
ワークショップ、外国人講演会の開催支援
海洋アライアンスの活動を活発にするために、学内教員が主となって行われる学際的な内容の海洋関連のワークショップおよび外国人講演会の開催を支援しています。
【海洋アライアンスが主催したワークショップ】
開催日 |
名称 |
開催場所 |
代表者名 |
代表者所属 |
|---|---|---|---|---|
| 2008年7月23日 | 相模湾ゴールデントライアングル | 東京大学生産技術研究所駒場キャンパス | 浦 環 | 生産技術研究所 |
| 2009年3月16日 | 海洋保護区(MPA)の現状と課題 | 東京大学弥生講堂一条ホール | 八木 信行 | 農学生命科学研究科 |
| 2009年11月16日 | 平塚沖総合実験タワー開所記念講演会 | 平塚商工会議所 | 浦 環 林 昌奎 |
生産技術研究所 |
| 2010年2月1日 | 権利準拠型の漁業管理に関する国際ワークショップ | 東京大学山上会館 | 八木 信行 | 農学生命科学研究科 |
| 2010年7月9日 | 海底資源開発を目指した海底観測機器開発の最先端2010 | 東京大学生産技術研究所大会議室 | 浦 環 徳山 英一 飯笹 幸吉 |
生産技術研究所 |
| 2010年10月16日 | 沿岸生物多様性の将来を考える | 名古屋国際会議場内 | 八木 信行 | 農学生命科学研究科 |
| 2010年12月10日 | 築地市場の将来像:水産物価格形成の国際比較 | 東京大学農学部三号館4階大会議室 | 八木 信行 | 農学生命科学研究科 |
| 2011年4月22日 | 緊急ワークショップ「東北地方太平洋沖地震・津波」 | 東京大学弥生講堂一条ホール | 浦 環 | 生産技術研究所 |
【海洋アライアンスが開催した外国人講演会一覧】
開催日 |
講演会名 |
講演者名 |
開催場所 |
主催者 代表者名 |
代表者所属 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2008年12月4日 | 韓国海洋文化研究所所長 朱剛玄博士 セミナー |
朱 剛玄 | 駒場キャンパス 15号館1階101号室 |
清野 聡子 | 総合文化研究科 |
| 2008年12月11日 | Composition of forearc mantle serpentinites and recycling of elements in subduction zones. (前弧域のマントル蛇紋岩化学組成と沈み込み帯における元素の循環について) |
Keiko H. Hattori | 本郷キャンパス 理学部1号館316室 |
浦辺 徹郎 | 理学系研究科 |
| 2009年11月10日 | Judith McKenzie教授 講演会 Stromatolite structures in sedimentary sequences |
Judith McKenzie | 小柴ホール | 松本 良 | 理学系研究科 |
ホームページ、メールニュース
海洋アライアンスではホームページでシンポジウム等の情報や海洋アライアンスの活動を学内外へ発信しています。また、海洋アライアンスメンバー間での情報共有のためのメールニュース「OA_marineメール」を稼働しています。













