食卓に迫る危機:グローバル社会における漁業資源の未来

「食卓に迫る危機」が2011年12月20日、講談社より出版されました。
- 八木信行著/東京大学海洋アライアンス協力
- 単行本: 183ページ
- 出版社: 講談社
- ISBN978-4-06-153139-0
- 価格:1900円+税
世界中で過剰漁獲される漁業資源。急速に増大する世界の水産物需要。マグロ貿易の禁止などをめぐる主要国の対立劇か。一方で、貿易自由化の議論がTPP等でさらに加速する。待ったなしの状況の中、流通から漁業の現場まで、各分野の情報と知恵を結集して、海と漁業資源の未来を考える。
海洋アライアンスは日本財団と共同で、2009年から2010年にかけて「食卓に迫る危機:次世代に海を引き継ぐために」というシンポジウムを3回のシリーズで実施しました。本書はその内容をもとに、最新のトピックを書き加えて開設したものです。
東北地方太平洋沖地震では、太平洋岸の水産業は大きな打撃を受けましたが、水産業の衰退は実はその前から深刻な状況にありました。この問題が図らずも、今回の震災でクローズアップされたのです。しかし、こうした時だからこそ、日本の水産業を見直して、適切な処置を施すことが必要ですし、また、可能なのではないでしょうか。適切な策を講じることことによって、日本の水産業は、国際的に主導的立場で持続的資源利用に貢献し、また、国内では産業の新たな牽引役となるばかりか、国内外で持続可能な社会に貢献することが出来るのです。この本にはそんな道筋へのヒントが盛りこまれています。
本出版物は一部に日本財団の助成を受けています。
海の大国ニッポン

東京大学海洋アライアンス編「海の大国ニッポン」が2011年10月19日、小学館より出版されました。
- 単行本: 112ページ
- 出版社: 小学館
- ISBN978-4-09-388195-1
- 価格:1300円+税
東京大学の中に2007年に組織された、海にかかわるさまざまな分野の学内専門家ネットワーク、全学連携の機構「東京大学海洋アライアンス」。
その参加メンバーが、海洋アライアンスが取り組んでいるさまざまな事例を、幾つかのトピックスに分けて紹介していく最初の出版物です。高校生にわかる内容になっており、先端的な成果は海の資源や日本およびその周辺海域の環境から政策にわたる広い範囲におよび、大人が呼んでもためになります。
日本の未来は身近な海にこそあり。海にかかわる諸課題を、東京大学海洋アライアンスが、英知を結集して解き明かしていきます。
本出版物は一部に日本財団の助成を受けています。
【海のプロフェッショナル】海洋学への招待状

21名の女性研究者が語る海の魅力海を学び、海で働く。
楽しく生き生きと海に挑戦してほしいとの思いを込めた一冊。
- 窪川かおる編/女性海洋研究者チーム著
- 単行本: 173ページ
- 出版社: 東海大学出版会
- ISBN-10: 4486018818
- ISBN-13: 978-4486018810
- 価格:1200円+税
海の仕事に女性が少ないのはなぜ?
女子高校生、女子大学生のための海への誘い。
女性研究者による海洋学のテキストと女性ロールモデルが本に!
海洋の研究と仕事に一生懸命な女性たちが、この度『海のプロフェッショナルー海洋学への招待状―』を出版いたしました。
女子中高生の進路選択のためのキストで、女子大学生にも適応します。海洋基本本が制定され、海洋生物の多様性や領土問題など、海への関心が高まる中での出版です。
海の職業は男性オンリーと考えられがちです。昔は女性が船に乗れなかった、女だてらにの考えがある、などで女性進出は稀でした。最近の男女共同参画の動向をみても、女性数が少ない分野です。そういう中でも、女性は確実に増え、海洋学者、船員、船の研究支援員など、女性が船上で活躍しています。さらに海洋学を学ぶ女子学生も増加しています。しかし、女子高校生が、海の職業や海洋学を知る機会はほとんどありません。そこで、それらを知らせ、「海を学び、海で働く。楽しく生き生きと海に挑戦してほしい」との思いが本になりました。
3部構成です。第一部:女性研究者たちが書いた平易な海洋学のテキスト。第二部:船に乗る女子大学院生と女子学生の日常紹介。第三部:ロールモデルとして海を相手に働く女性の紹介。コラム:研究船の航海、海洋学で使う機器などの紹介。
可愛い女子のイラストが満載され、オールカラーで読み易い本です。しかも1,200円と安価です。
海洋学に限らず、勉強、進学、仕事を1冊にまとめた本は少なく、女子中高生だけでなく、男子にも薦められます。
本出版物は一部に日本財団の助成を受けています。











