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マンボウの採餌戦略:冷たい深海でクラゲを食べるには?
2015/02/19

中村乙水・後藤佑介・佐藤克文(東京大学大気海洋研究所)


20150218_nakamura_00.jpg海洋の大半は水深数千mの外洋域である.外洋域の表層に住むサメやカジキ,マンボウな

多くの大型魚類が深度200m以上の中深層まで潜ることが近年の電子標識を用いた研究により明らかとなってきた.この行動は餌を食べるためと考えられており,中深層には餌が豊富に存在することが示唆されている.ところで,海は,表層が暖かく深海は冷たいという鉛直的に大きく異なった環境を持つ.魚類の体温は周囲の水温によって大きく左右されてしまうため,中深層に豊富に存在する餌を利用するにはこの温度環境の違いという障壁を乗り越えなければならない.本研究ではマンボウにカメラと体温計を装着して放流し,野外におけるマンボウの捕食行動と体温の変化を記録することで,体温調節しながら水温の低い中深層に分布するクラゲ類を効率的に利用するマンボウの採餌生態が明らかになった.


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