東京大学とロードアイランド大学による

共同サマーセミナーへの参加者募集



 東京大学・海洋アライアンスは,米国のロードアイランド大学と共同で,海洋問題を学際的に理解するためのサマーセミナーを企画しました.初年度は東京大学海洋アライアンスがホストとなり,東日本大震災の後の三陸沿岸の復興をテーマに,北里大学三陸キャンパスで合宿型のセミナーを行う予定です.海洋アライアンスでは,本セミナーへの参加希望者を下記要領で選考しますので,奮って応募してください.


1.サマーセミナー実施概要

 東京大学の大学院生7名とロードアイランド大学の学生7名を対象に,北里大学三陸キャンパスの宿泊施設を利用して,東日本大震災からの復興をテーマに合宿型セミナーを実施する.但し,希望に応じて北里大学の学生も受け入れる予定である.プログラムは以下の構成を予定.なお公用語は英語 

(1)両大学の教員によるレクチャー

(2)3~4名の班をつくり,現地視察と面談調査を行う

(3)班ごとに復興プランをまとめてプレゼンテーション / ディスカッションを行う

 * 本セミナーは授業外の活動になるので参加しても単位習得とは無関係である.


2.日程

 2012年8月  7日  マイクロバスにて三陸移動 / 

            オリエンテーション/ ウエルカムパーティー

     8月  8日 サマーセミナー開始

     8月14日   サマーセミナー終了

     8月15日 マイクロバスにて東京移動 / 解散     

 詳細は以下のtentative programをダウンロードして参照

2012_summer_seminar_tentative program.pdf


3.応募資格と人数

 海洋問題演習を過去に履修した,あるいは現在履修中の大学院生7名

 *なおロードアイランド大学の学生も7名参加します


4.経費補助

 東京から三陸までの交通費,滞在費(食費を含む)は海洋アライアンスが

 負担します.


5.選考要領

 ① 2000字以内で小論文

  「東北地方の沿岸集落の復興のための課題」を作成し,

  海洋アライアンス事務局宛てにメールあるいは郵便にで提出

  (5月31日午後5時必着).


        東京大学大気海洋研究所内

        TEL:04(7136)6037 / Fax:04(7136)6039

        oa-office@aori.u-tokyo.ac.jp(大澤・北島)


 ② 提出時に下記のデータを付記すること

  1. 名前と所属

  2. 年齢

  3. 誕生日(西暦)

  4. e-mail / 携帯電話

 * 以上のデータは本セミナーおよび選考に関する連絡以外には

   使用しません


 ③ 海洋アライアンスの選考委員会で選考し,6月20日までに本人に通知します.

 * 選考にあたっては,応募者の専門領域のバランスなどを

   考慮すること,予めご了承ください.


 5月21日(月)演習終了後19:30から旧理学部1号館150号室で説明会を

 行います.質問など受け付けますので,奮ってご参加ください. 


        サマーセミナーの内容に関する問い合わせ先

        本郷キャンパス 工学部13号館 131号室

        福島朋彦 Tel & Fax: +81-3-5841-0230, 

        E-mail: t-fukushima@oa.u-tokyo.ac.jp


PEMSEA East Sea Congress 2012 において開催される

3Youth Forumへの参加者募集

 

PEMSEA(東アジア海域環境管理パートナーシップ http://beta.pemsea.org/)は東・東南アジア海域における環境管理と 持続可能な開発を促進するため,政府,国際機関, NGO,研究者等の幅広い関係者間の連携・協力の強化を目的に設立された国際機関です.このPEMSEAが主催する「EAS Congress 2012東アジア海洋会議2012 が本年79-13日に韓国のChangwonで開催されますが同時に第3Youth Forumhttp://eascongress.pemsea.org/yf3)が8-13日にアジア各国から海洋環境保全管理に関心のある若者を集 めて開催されます.

海洋アライアンスでは,第2Youth Forumの時と同様に,第3YFにも海洋問題演習を履修している,あるいは履修した院生3名を下記要領で選考し,海洋アライアンス代表として送りたい と考えております.皆さんどうか奮って応募して下さい.なお,第2YFに参加した3名のアライアンス代表の報告(http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/reports/pemsea-youth-forum/)がアライアンスのホーム ページにありますので,参考にしてください.

 

1.渡航日程 (78日)

 平成2477日 東京からChangwon

  (航空便でBusanへ,以降はバスでChangwonへ)

 平成24714日 Changwonから東京へ

2.参加資格

 海洋アライアンスの演習を過去に履修した,

 あるいは現在履修している院生

3.経費補助

 往復の航空券,滞在費および参加費を110万円を

 限度として補助.なお旅券取得費用は補助しない.

4.選考要領

  2000字以内で小論文「東アジアにおける沿岸海洋管理の課題」を作成し,アライアンス事務局あてメールあるいは郵便で提出(528日午後5時必着)

 ② 提出時に下記データを付記すること

  1. Full Nama/Family/Given/Middle) :

  2. Gender :

  3. AGE :

  4. Birth Date (YY.MM.DD) :

  5. Country/Organization Representative :

  6. email addresses.

 ③ アライアンス内の選考委員会で3名を選考.後日,本人に通知.


締め切り:2012年5月28日(月)17時必着


【問い合わせ先】

東京大学 海洋アライアンス事務局

277-8561 千葉県柏市柏の葉5-1-5

Tel.  04-7136-6037(内線:66037)

E-mailoa-office@aori.u-tokyo.ac.jp

教養学部総合科目:海の魅力と海の基礎 I

【2012年度夏学期 レポート課題】


第1回 2012年4月19日

赤坂 甲治: 生命科学とバイオ・医学に活躍する海洋生物

多様な海洋生物の活用について


第2回 2012年4月26日

磯部 雅彦: 海の波の基礎

1.海の波に関係する次の諸現象から3項目を選び,海の波の特性を念頭に置いて,なぜかを説明しなさい.

 1) 波が岸に打ち寄せるのに,水は岸に溜まらない.

 2) チリ地震津波が日本に到達するのに一昼夜かかった.

 3) 有明海では潮汐の振幅が大きい.

 4) 波を利用して発電ができる.

 5) 海水浴客が沖に流されて溺れた.

 6) 防波堤を建設したら,片側の砂浜が侵食された.

 7) 水深の浅いサンゴ礁の海岸の奥にある漁港では,荒天時にしばしば水に浸かる.

2.海の波の他にも,現実の世界には様々な波がある.その一つを取り上げ,どのような波であるかを説明するとともに,海の波浪と比較した類似点と相違点を指摘しなさい.


第3回 2012年5月1日

丹羽 淑博: 津波の物理の基礎

1.津波を支配する運動方程式

20120501equation.jpg

  から津波の伝播速度20120501equation2.jpg を導出せよ(水深Hは一定).

  導出過程も丁寧に説明すること.

2.水平二次元(x,y)平面を伝わる津波の数値シミュレーションを定式化する

  手順を説明せよ.特に以下の事柄を説明すること.

   ・水平二次元平面の運動方程式の導出

   ・計算格子の配置方法

   ・基礎方程式の差分化


第4回 2012年5月10日

多部田 茂: 海洋利用の環境影響評価

海洋利用の環境影響評価の具体的事例について調べ,

評価の考え方,方法,結果などについてまとめよ.




第5回  2012年 5月17日

尾崎 雅彦: 深海科学掘削



第6回  2012年5月24日

佐藤 愼司: 海岸侵食と沿岸防災



第7回  2012年5月31日

福代 康夫: 東南アジアにおける養殖漁業と有害プランクトン問題



第8回  2012年6月7日

林 昌奎: リモートセンシングによる海洋観測



第9回  2012年6月14日

篠原 雅尚: 海溝型地震と海域地球物理観測研究



第10回 2012年6月21日

黒倉 壽: 途上国における水産資源利用



第11回  2012年6月28日

加藤 泰浩: 太平洋のレアアース泥が日本の最先端産業を救う



第12回  2012年7月5日

蒲生 俊敬: 深海底の熱水活動が海洋の物質循環に及ぼす効果



第13回  2012年7月12日

福島 朋彦: 新しい海洋秩序と人材育成


○ 講義の概要

 

担当者:佐藤愼司教授(工学系・社会基盤学専攻),村山英晶准教授(工学系・システム創成学専攻)

開講日:夏学期/月曜3限 13:00~14:40

講義室:工学部一号館13号講義室

単位数:2単位

内容等:持続可能な海洋利用を実現するための海洋工学の基礎 について学習する。講義内容は、海洋構造物工学、船舶工学、海中工学、沿岸工学、海岸工学、海洋資源・エネルギー学、海洋情報処理学などであるが、学部での専門教育課程で海洋工学に関わる履修が無くても習得できるように講義する。

成績等:出席とレポートにて成績をつける。レポートは下記の【海洋利用】、【海岸・沿岸工学】、【海洋情報処理・海中探査】、【海運・造船】の分野から1つずつを選んで提出すること。合計4つのレポートを提出することとなる。

問合せ:murayama'at'sys.t.u-tokyo.ac.jp

 

○ 講義日程

 

【海洋利用】

4月9日(月)「海洋エネルギーの利用」 木下健(教授) 生産技術研究所(工学系・システム創成学専攻)

課題:日本で再生自然エネルギーの普及が欧米に比べて大幅に遅れている理由を述べよ。

締切:平成24年4月30日(月)

提出先:kinoshit'at'iis.u-tokyo.ac.jp

 

4月16日(月)「海底熱水鉱床の開発」 飯笹幸吉(教授) 新領域・海洋技術環境学専攻
課題: iizasa20120416.pptx
締切:平成24年5月1日(火)
提出先:k-iizawa'at'k.u-tokyo.ac.jp

 

4月23日(月)「海底熱水鉱床の海底選鉱」 定木淳(准教授) 工学系・システム創成学専攻
課題: sadaki20120423.pdf

締切:平成24年5月14日(月)
提出先:sadaki'at'sys.t.u-tokyo.ac.jp

5月7日(月)「海洋石油・ガス開発」 尾崎雅彦(教授) 新領域・海洋技術環境学専攻
課題: ozaki20120507.pdf
締切:平成24年6月7日(木)
提出先:ozakim'at'k.u-tokyo.ac.jp

 

【海岸・沿岸工学】

5月14日(月) 「海岸侵食と沿岸防災」 佐藤愼司(教授) 工学系・社会基盤学専攻

5月21日(月) 「沿岸の水環境と生態系」 鯉渕幸生(准教授) 新領域・社会文化環境学専攻

5月28日(月) 「沿岸域の波、流れと海浜変形」 田島芳満(准教授) 工学系・社会基盤学専攻

 

【海洋情報処理・海中探査】

6月4日(月)「海洋観測機器工学概論(Ⅰ)」 浦環(教授) 生産技術研究所(新領域・海洋技術環境学専攻)

6月11日(月)「海洋観測機器工学概論(Ⅱ)」 浅田昭(教授) 生産技術研究所(新領域・海洋技術環境学専攻)

6月18日(月)「海洋計測の最先端」 福場辰洋(特任准教授) 生産技術研究所(工学系・システム創成学専攻)

 

【海運・造船】

6月25日(月)「造船業の技術と産業」 大和裕幸(教授) 新領域・人間環境学専攻

7月2日(月)「船舶・海洋構造物用複合材料の最前線」 鵜沢潔(特任准教授) 工学系・システム創成学専攻

7月9日(月)「海洋・氷海構造物用金属材料の最前線」 粟飯原周二(教授) 工学系・システム創成学専攻

「国際水産開発学総論」実施日程のお知らせ


海洋学際教育プログラムの推奨科目の「国際水産開発学総論」(夏学期・集中講義)は,下記の通り,実施日程が決まりましたのでお知らせします.


履修予定学生は,所属研究科(教育部)で定められた期間に,科目の履修登録をして下さい.



     時間割コード  3910101

     授業科目名   国際水産開発学総論

     担当教員    黒倉教授


     【集中講義日程】

     平成24年8月2日(木)  1限~5限(8:40~18:20) 

     平成24年8月3日(金)  1限~5限(8:40~18:20)

     ※2日間とも出席すること


     【講義室】

      7B-231/232講義室


講義室変更

「国際海洋法制度概論」


海洋学際教育プログラムの選択必修科目2の「国際海洋法制度概論」月曜2限(10:30~12:10)は,受講学生が多いため,次週講義(4月23日)から,旧理学部1号館150号室で行います.

 お間違えない様にご注意ください.


変更後: 旧理学部1号館150号室(1階)


変更前: 旧理学部1号館450号室(4階)

≪問合せ先≫

   海洋アライアンス教務担当(内線:64093)

   メール: education@oa.u-tokyo.ac.jp


海洋アライアンス法規集(2012年4がち10日現在)を見ることが出来ます.

平成24年度 夏(1・3)学期 D:人間・環境一般

「海の魅力と海の基礎 I」


            木曜日5限(16:30-18:00)

            駒場1号館101教室


     キーワード: 海からの生産,海の変動,海の観測,

            海からの災害,海洋基本法,海洋アライアンス


講義内容:

本講義は,理学・工学・農学・法学・総合文化・新領域研究科,大気海洋・地震・東洋文化・生産技術研究所,史料編纂所・アジア生物資源環境研究センターなどで海洋に関する研究・教育活動に関わっている教員が,最先端の研究成果を紹介します.冬学期の講義「海の魅力と海の基礎II」とは異なる講師が講義を行いますので,続けての履修も可能です.


2007年7月に,海洋という幅広い分野を総合して考えることの出来る人材の育成および,海洋関連研究者・大学院生の活動を支援するための,新たな機構「海洋アライアンス」が設立された.2007年4月20日に参議院を通過し成立した「海洋基本法」の制定は,海洋アライアンスの主要メンバーである東京大学の教員が,海洋基本法制定に向けての検討会「海洋政策研究会」や,産官学の連携による「海洋フォーラム」を通して,海および海に関する産業の重要性を内閣府総合技術会議などへアピールしてきた結果でもある.これから,内閣総理大臣を本部長とする総合海洋政策本部や「海洋相」が新設され,新しい海への取り組みも始まり,「海洋基本計画」が2008年春決定した.


このように,海洋に関する国の活動は急速に進展しているが,その海の魅力,そして海に関する基礎を13回の講義で解説する.海洋に関する多様な分 野の専門家に講義を担当していただきます.


第1回 2012年4月19日

赤坂 甲治: 生命科学とバイオ・医学に活躍する海洋生物

第2回 2012年4月26日

磯部 雅彦: 海の波の基礎

第3回 2012年5月1日

丹羽 淑博: 津波の物理の基礎

第4回 2012年5月10日

多部田 茂: 海洋利用の環境影響評価

第5回  2012年 5月17日

尾崎 雅彦: 深海科学掘削

第6回  2012年5月24日

佐藤 愼司: 海岸侵食と沿岸防災

第7回  2012年5月31日

福代 康夫: 東南アジアにおける養殖漁業と有害プランクトン問題

第8回  2012年6月7日

林 昌奎: リモートセンシングによる海洋観測

第9回  2012年6月14日

篠原 雅尚: 海溝型地震と海域地球物理観測研究

第10回 2012年6月21日

黒倉 壽: 途上国における水産資源利用

第11回  2012年6月28日

加藤 泰浩: 太平洋のレアアース泥が日本の最先端産業を救う

第12回  2012年7月5日

蒲生 俊敬: 深海底の熱水活動が海洋の物質循環に及ぼす効果

第13回  2012年7月12日

福島 朋彦: 新しい海洋秩序と人材育成


【成績評価】 出席点30%,レポート70%

出席点:

・遅刻・早退は出席点を半分とします.

 講義終了前5分に,出席カードを配布しますので,講義の感想を書いてください.


レポート:

・毎回各講師がレポート課題を通知します.13課題の中から合計2課題を選択し,7月25日(水)午前10時までに提出してください.期日を過ぎてからの提出はレポート点を半分とします.


レポート提出締切:2012年7月25日(水)午前10時


【総合科目:海の魅力と海の基礎】

過去に出題されたレポート課題の一覧


「2011年度冬学期」

第1回 2011.10.17

稗方和夫:海運と造船で使われる情報技術

船舶の建造,運行,解撤の各フェーズにおける環境負荷についての課題および現在行われている技術面での取り組みを調査する.

課題は,二酸化炭素排出量削減,有害物質対策等を想定しているが限定しない.


回答例

 (建造における課題) ...

 (課題解決の取り組み)...


 (運行における課題) ...

 (課題解決の取り組み)...


 (解撤における課題) ...

 (課題解決の取り組み)...


第2回 2011.10.24

小島茂明:深海生物学入門

人間活動が深海生態系に及ぼす影響について,いくつか例をあげて解説した上で,自分の考えを述べよ.


第3回 2011.10.31

狩野泰則:海洋生物の種多様性

海洋動物の種多様性をはかる際に問題となる点と,その解決策を述べよ.


第4回 2011.11.7

八木信行:魚の資源利用と国際社会

漁業資源の保全と貿易自由化を両立させる方策はあるかどうか.あるとすればそれは何か,またそれが成立する前提は何かを書きなさい.


第5回 2011.11.14

飯笹幸吉:海底熱水鉱床

海底熱水鉱床の時空分布,形成機構,資源的価値の可能性について.


第6回 2011.11.21

定木 淳:海底熱水鉱床の海底選鉱

「海底選鉱を実現する際に考慮すべき法的な問題について考察せよ.なお,関連する法規として,国連海洋法条約,生物多様性条約,鉱業法,鉱山保安法がある.」


また,昨年選択者ゼロだった次の課題でもよい.


「分離技術(ふるい分け,比重選別,分級,ジグ選別,浮選,沈降濃縮,磁気選別,静電選別,渦電流選別,等)について1,2種類調べ,海洋開発(資源開発に限らない)への新しい適用方法を考え,そのメリット,課題を論ぜよ.」


第7回 2011.12.5

保立道久:日本の海の歴史(通史)

日本における津波について論ぜよ.

[ 参考文献 ]

 『東北学』28号(「地震・津波・原発」).

 保立 「貞観津波と大地動乱の九世紀」(『東北学』28号。柏書房).

 寒川旭『地震の日本史』(中公新書).

 矢田俊文『中世の巨大地震』(吉川弘文館).

 飯沼勇義『仙台平野の歴史津波』(本田印刷出版部).

 山下文男『津波てんでんこー近代日本の津波史』(新日本出版社).


第8回 2011.12.12

大内一之:海のポテンシャルを低炭素社会へ生かす

海洋には,太陽光,風,波,温度差,栄養塩,水産生物,海底石油・鉱物といった多様な資源が存在する.にも拘わらず四面海に囲まれているわが国において,諸外国に比べて国民の海洋への関心は高いとは云えず,また年々低下傾向にある.このことに関して自分なりの考察・意見を述べよ.A4,1枚にまとめること.


第9回 2011.12.19

岡  顕:気候変動と海~海が変われば気候が変わる~

以下に挙げるキーワードのなかから興味のあるものを選び (複数選択も可),授業で紹介した資料などを参考にしながら,自分なりに調べたことを整理して説明せよ.そのうえで,将来の気候変化と海洋の 関わりについて自由に論ぜよ. 

 キーワード:

    「海洋深層循環」「地球温暖化」「気候モ デル」「氷期における急激な気候変動」


第10回 2012.1.10

佐野光彦:おもしろい生態をもつ魚たち

あなたがおもしろいと思う魚類の生態について,二つを概説しなさい.また,そのような生態がなぜ生じたのか,その要因を推察しなさい.


第11回 2012.1.16

茅根 創:地球環境変化とサンゴ礁

サンゴ礁の保全・修復をどのように進めるべきか


第12回 2012.1.23

上田大輔:海上輸送を巡る諸問題

講義で説明した次の2つの論点のうち1つについて調査し,海上輸送の意義を踏まえつつ,その論点に関する考察をまとめること

・日本の外航海運事業の競争力と日本籍船及び日本人船員の確保問題

・国際コンテナ港湾の競争力問題


第13回 2012.1.30

巻 俊宏:海中ロボット

問1

有人潜水艇,遠隔操縦ロボット,自律型海中ロボットの例をそれぞれ1つ挙げ,

 1)性能

 2)特徴,利点,欠点

 3)成し遂げた困難な水中作業

を比較せよ.


問2

「今後の海中探査は無人ロボットに任せるべきで,わざわざ人が行く必要はない」という意見がある.この意見への賛否を表明したうえで,その具体的根拠を述べよ。


問3

技術者「純国産のロボット開発を目指すべき.そうしないと輸出を止められたらお手上げである.」

海洋学者「基礎技術は海外から買ってきて,その応用に力を入れるべき。そうしないと世界の研究レベルに追い付けない.」

両者の意見を踏まえ,我が国の海中技術開発の在り方について論じよ.


「2011年度夏学期」

第1回 2011.4.14

日比谷紀之:地球の気候をコントロールする深海のミクロな現象

何らかの理由で,月や太陽による起潮力が現在よりも ずっと弱くなってしまったとしたら,深層海洋大循環は どのようになってしまうだろうか?

  また,その結果,世界の気候は どのように変化していくことが考えられるだろうか?その理由をあげて,各自の考えを A4一枚以内にまとめよ.


第2回 2011.4.21

鈴木英之:海洋の再生可能エネルギー

海洋の再生可能エネルギーの利用に向けて世界各国で研究が進められているが,まだ本格的な実現には至っていない.海洋の再生可能エネルギーの中から一つを取り上げ,電力として取り出して用いる場合の課題について調査せよ.さらに,課題を克服するための方法について調査し,さらなる解決に向けて各自の独自の意見をまとめよ.


第3回 2011.4.28

篠原雅尚:海溝型地震と海底地震測地モニタリング

1.海溝型地震について,その特徴について知るところを述べよ.

2.平成23年度東北地方太平洋地震の発生が海洋にどのような影響を及ぼしたか議論せよ.


第4回 2011.5.12

赤坂甲治:生命科学に活躍する海洋生物

多様な海洋生物の活用について


第5回2011.5.19

磯部雅彦:海の波の基礎

1.海の波に関係する次の諸現象から3項目を選び,海の波の特性を念頭に置いて,なぜかを説明しなさい.

 1) 波が岸に打ち寄せるのに,水は岸に溜まらない.

 2) チリ地震津波が日本に到達するのに一昼夜かかった.

 3) 有明海では潮汐の振幅が大きい.

 4) 波を利用して発電ができる.

 5) 海水浴客が沖に流されて溺れた.

 6) 防波堤を建設したら,片側の砂浜が侵食された.

 7) 水深の浅いサンゴ礁の海岸の奥にある漁港では,荒天時にしばしば水に浸かる.


2.海の波の他にも,現実の世界には様々な波がある.その一つを取り上げ,どのような波であるかを説明するとともに,海の波浪と比較した類似点と相違点を指摘しなさい.


第6回 2011.5.26

末岡英利:海事の役割とシステムイノベーション(Green Ship Technology)

人流・物流に携わる代表的輸送機器として「陸:自動車,海:船舶,空:航空機」がある.

 輸送機器としてのそれぞれの特徴について環境影響も含め比較考察し,

 船舶の役割・将来像を論ぜよ.


第7回 2011.6.2

福代康夫:赤潮とその防除対策

きれいな海と豊かな海


第8回 2011.6.9

福島朋彦:沖ノ鳥島の利用と保全

わが国は,沖ノ鳥島が消失しないように,様々な努力を重ねてきた.なぜそのような努力をすべきなのか,日本国政府の立場から説明せよ.

またその努力は実るだろうか? 根拠を挙げて,私見を述べよ.


第9回 2011.6.16

浅田 昭:海の世界を視るセンシング技術開発

以下のテーマを一つを選んで、簡単な説明と、今後の類似技術の発展、応用、活用方法について、自分の意見を簡単にまとめよ 

word、若しくはテキストファイルなどで1000字程度で作成せよ 

 (1)  水中監視 

 (2)  アユの遡上計数 

 (3)  漁礁のい集効果 

 (4)  マグロ・ブリの計数、体長計測 

 (5)  サケの3D体内観測、雌雄識別を目指して 

 (6)  港湾構造物の維持管理診断 

 (7)  海底地形を観る 

 (8) 新しい熱水鉱床を探す 

 (9) 海底のアマ藻場の定量計測 


第10回 2011.6.23

田島芳満:沿岸域の地形変化

海岸侵食問題を助長している人為的な要因を挙げ,そのメカニズムを解説し,さらにその緩和策(解決策)について自身の考えを述べよ.

解決策にはユニークな考え(独創性)も評価します.ただし,その実現性や考えられる問題点などについても簡潔に言及すること.


第11回 2011.6.30

津田 敦:観察する楽しさ,難しさ.プランクトンの世界

1.今回の原発事故による海洋汚染で,何を一番不安に思っているか?

2.その不安を解消または解決するためには何をすればよいか?

3.その解決策を講じるのはだれか?またなぜその人がやらなくてはならないのか?

以上を A4,3枚以内にまとめよ.


第12回 2011.7.7

黒倉 壽:途上国における漁業

水産や漁業に関する社会問題を見つけて,それについてあなたの意見を述べなさい.


第13回 2011.7.14

多部田茂:海洋利用の環境影響評価

具体的な海洋利用技術を一つ選び,その技術によってどのような環境影響が想定されるかを述べよ.また,その技術を用いて海洋利用をする際には,どのような考え方で環境影響評価をすべきかについて論じよ.


「2010年度冬学期」

第1回 2010年10月18日

巻 俊宏:海を拓く海中ロボット

問1 有人潜水艇,遠隔操縦ロボット,自律型海中ロボットの例をそれぞれ1つ挙げ,1)性能 2)特徴,利点,欠点 3)成し遂げた困難な水中作業 を比較せよ.


問2 「今後の海中探査は無人ロボットに任せるべきで,わざわざ人が行く必要はない」という意見がある.この意見への賛否を表明したうえで,その具体的根拠を述べよ.


問3 技術者「純国産のロボット開発を目指すべき.そうしないと輸出を止められたらお手上げである.」海洋学者「基礎技術は海外から買ってきて,その応用に力を入れるべき.そうしないと世界の研究レベルに追い付けない.」 両者の意見を踏まえ,我が国の海中技術開発の在り方について論じよ.

- - -

第2回 2010年10月25日

長谷知治:海上輸送と政策

授業で紹介した海上輸送を取り巻く政策課題・対応の事例の中から1つ選択の上,調査し,海上輸送の意義を踏まえつつ,当該課題に対する対応策をまとめること.

 

・日本籍船・日本人船員の確保(国際海運の競争力強化)

・海賊

・港湾の国際競争力の強化

・モーダルシフト・フェリーの活性化

- - -

第3回 2010年11月1日

木村伸吾:ウナギとマグロの遙かな旅路

マグロとウナギの資源について知るところを記せ

- - -

第4回 2010年11月8日

蒲生俊敬:ミニ海洋日本海から何を学ぶべきか

以下の3課題の中から1つを選んでレポートにまとめよ.複数の課題を選択してもよい.

1) 日本海のもつ自然科学的特徴をまとめよ.このような日本海の特徴を活かすためには,今後どのような学術研究が必要と思うか,自由に述べよ.


2) 富山県製作の「日本海逆さ地図」(例えば,山陽新聞Webニュース:http://www.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/p/2010070701000663/)を見て,感じたことを自由に述べよ.


3) 日本海をはさむ隣国である韓国・ロシアなどの国々と,今後よりよい国際関係を構築する上で,日本海はどのような役割を果たすことが望まれるか.自由に考察せよ.


第5回 2010年11月15日

羽田 正:港町と海域史

次のいずれかの本を読み,書評せよ.

1.羽田正

 『東インド会社とアジアの海』

 講談社「興亡の世界史」15巻,2007年

2.榎本渉

 『僧侶と海商たちの東シナ海』

 講談社,2010年

3.レオナルド・ブリュッセイ著,栗原福也訳

 『おてんばコルネリアの闘い:17世紀バタヴィアの日蘭混血女性の生涯』

 平凡社,1988年


第6回 2010年11月29日

稗方和夫:海運と造船で使われる情報技術

船舶の建造,運行,解撤の各フェーズにおける環境負荷についての課題および現在行われている技術面での取り組みを調査する.

課題は,二酸化炭素排出量削減、有害物質対策等を想定しているが限定しない.

 回答例

  (建造における課題) ...

  (課題解決の取り組み)...


  (運行における課題) ...

  (課題解決の取り組み)...


  (解撤における課題) ...

  (課題解決の取り組み)...


第7回 2010年12月6日

羽角博康:地球温暖化の原因・影響と予測シュミレーション

地球温暖化の中で生じると予想される海洋の大規模な変化について,2~3個の実例を挙げて

   - 変化のメカニズム(原因・原理)

   - 地球温暖化へのフィードバック(あれば)

   - 人間社会にどのような影響を及ぼすか

等についてまとめよ.


第8回 2010年12月13日

佐野光彦:おもしろい生態をもつ魚たち

あなたがおもしろいと思う魚類の生態について,二つを概説しなさい.

また,そのような生態が生じた理由を推測しなさい.


第9回 2010年12月20日

保立道久:日本の海の歴史と漁業

日本の海の歴史と漁業について授業内容にそくして論ぜよ.


第10回 2010年12月24日

飯笹幸吉:海底熱水鉱床の発見史

海底熱水鉱床の特徴

―特に時空分布,形成機構,資源的な価値についてー


第11回 2010年1月7日

高橋鉄哉:沿岸域の流れと生態系

国内外のある海域を選び,窒素・リンの人為的排出が,沿岸海洋の生態系へ及ぼす影響について具体的に記述し,現在の対策と課題について調べる


第12回 2010年1月17日

八木信行:魚の資源利用と国際社会

地中海に生息するクロマグロを日本が大量に輸入し消費することについて,これを否定的に捉える意見1つと,肯定的に捉える意見1つをそれぞれ記述し,あなたとしてはどちらの意見を支持するかを論述せよ.(注:結論そのものではなく論旨展開に説得性があるか否かを採点対象とする)


第13回 2010年1月24日

定木 淳:海底熱水鉱床の海底選鉱

分離技術(ふるい分け,比重選別,分級,ジグ選別,浮選,沈降濃縮,磁気選別,静電選別,渦電流選別,等)について1,2種類調べ,海洋開発(資源開発に限らない)への新しい適用方法を考え,そのメリット,課題を論ぜよ.


「2010年度夏学期」

第1回 2010.4.8

早稲田 卓爾

海上での交通事故,すなわち,海難事故を裁く海難審判所の役割について調査しまとめよ.次に,重大な海難事故例から,突発的な大波との遭遇による,不測の事故であったことを示唆する,海難審判の結果を一例を選び,報告を分析し,科学的知見,工学的知見が果たす役割について,自分の意見を述べよ.

参考:http://www.mlit.go.jp/jmat/index.htm

引用を明示すること,自分の言葉で書くこと


第2回 2010.4.15

赤坂 甲治

多様な海洋生物の活用について


第3回 2010.4.22

鈴木 英之

海洋の再生可能エネルギーの利用に向けて世界各国で研究が進められているが,まだ本格的な実現には至っていない.これは,海洋の再生可能エネルギーの実現化に向けて様々な課題があるためである.実現化に向けた課題について考察を加えよ.さらに,これらの課題を克服するために,公的な共同実験場が有効であると言われているが,なぜ必要なのか,どのような役割が求められるのか,意見をまとめよ.


第4回 2010.5.6

黒倉 壽

スーパーマーケットに行き,輸入水産物の輸入先国を調べ,それらがどのような生産方法で,どのような人によって作られているのかをレポートしなさい.


第5回 2010.5.13

日比谷 紀之

1.約 12,000年前のヤンガードリアス期に起こった北半球・高緯度の寒冷化は,深層海洋大循環の停滞に伴うものであったという説がある.この説によれば,深層海洋大循環の停滞をもたらした原因として,どのようなものが考えられているのかを調べ, A4一枚以内にまとめよ.

2.何らかの理由で,月や太陽による起潮力が現在よりも ずっと弱くなってしまったとしたら,深層海洋大循環はどのようになってしまうだろうか?

また,その結果,世界の気候はどのように変化していくことが考えられるだろうか?その理由をあげて,各自の考えを述べよ.


第6回 2010.5.20

福島 朋彦

わが国は,沖ノ鳥島が消失しないように,様々な努力を重ねてきた.なぜそのような努力をすべきなのか,日本国政府の立場から説明せよ.

またその努力は実るだろうか? 根拠を挙げて,私見を述べよ.


第7回 2010.5.27

磯部 雅彦

1.海の波に関係する次の諸現象から3項目を選び,

  海の波の特性を念頭に置いて,なぜかを説明しなさい.

  1)波が岸に打ち寄せるのに,水は岸に溜まらない.

  2)チリ地震津波が日本に到達するのに一昼夜かかった.

  3)有明海では潮汐の振幅が大きい.

  4)波を利用して発電ができる.

  5)海水浴客が沖に流されて溺れた.

  6)防波堤を建設したら,片側の砂浜が侵食された.

  7)水深の浅いサンゴ礁の海岸の奥にある漁港では,

    荒天時にしばしば水に浸かる.

2.海の波の他にも,現実の世界には様々な波がある.その一つを取り上げ,

  どのような波であるかを説明するとともに,海の波浪と比較した類似点と

  相違点を指摘しなさい.


第8回 2010.6.3

多部田 茂

具体的な海洋利用技術を一つ選び,その技術によってどのような環境影響が想定されるかを述べよ.また,その技術を用いて海洋利用をする際には,どのような考え方で環境影響評価をすべきかについて論じよ.


第9回 2010.6.10

林 昌奎

衛星搭載マイクロ波散乱計(Microwave Scatterometer)から海上風の風速と風向を推定するアルゴリズムを調べる.


第10回 2010.6.17

田島 芳満

海岸侵食問題を助長している人為的な要因を挙げ,そのメカニズムを解説し,さらにその緩和策(解決策)について自身の考えを述べよ.

※解決策にはユニークな考え(独創性)を歓迎します.ただし,その実現性や考えられる問題点などについても簡潔に言及すること.



第11回 2010.6.24

大内 一之

海洋には,太陽光,風,波,温度差,栄養塩,水産生物,海底石油,鉱物といった多様な資源が存在する.にも拘わらず四面海に囲まれているわが国において,諸外国に比べて国民の海洋への関心は高いとは云えず,また年々低下傾向にある.このことに関して自分なりの考察・意見を述べよ.A4,3枚にまとめること.


第12回 2010.7.1

津田 敦

2009年に英国Royal Societyから出された「Geoengineering the climate: science, governance and uncertainty」(http://royalsociety.org/Geoengineering-the-climate/)にリストアップされた環境地球工学手法を一つ選び,その手法を概説し,効果,安全性,技術的段階を具体的に論じるとともに,自分の考えを述べよ.


第13回 2010.7.8

篠原 雅尚

1.海溝型地震について,その特徴について知るところを述べよ.

2.大きな海溝型地震が発生した場合にどのような社会への影響が生じるかについて,議論せよ.


「2009年度冬」

第1回:10月 5日(月) 浦辺 徹郎

現在、各国が競って大陸棚延伸の申請を行っている背景には、海底エネルギー・鉱物資源の開発があるとされている。このような海底下の資源開発を行うに当たって、

    (1)それを行う意義、と(2)注意しなければならない点、

を挙げて検討を加えること。


第2回:10月 19日(月) 長谷 知治

今日紹介した海上輸送を取り巻く政策課題・対応の事例の中から1つ選択又は自らが海上輸送を取り巻く政策課題と考えるものを設定の上調査し、海上輸送の意義を踏まえつつ、当該課題に対する対応策をまとめること(既存施策とは異なる独創性のあるものが望ましい)


第3回:10月 26日(月) 茅根  創

沖ノ鳥島の経済活動として,どのようなものが考えられるか?


第4回:11月2日 (月) 日比谷 紀之

何らかの理由で、月や太陽による起潮力が 現在よりも ずっと弱くなってしまったとしたら、深層海洋大循環はどのようになってしまうだろうか?

また、その結果、世界の気候はどのように変化していくことが考えられるだろうか?その理由をあげて、各自の考えを述べよ。


第5回:11月 9日(月) 佐藤 愼司

国土の土砂環境」について,講義内容に則して現状の課題を整理し,海の魅力を生かしつつ人間社会を持続的に発展させるための望ましい方向を具体的に述べよ.

自分自身の考えが論理的に記述されているレポートを高く評価する.収集した情報については,引用元(書籍名,新聞名,ウェブサイトアドレスなど)を明記して,自分自身の意見と区別して記述すること.


第6回:11月16日(月) 福場 辰洋

海洋(水中)環境において使用するための計測機器の実例を調査し、計測対象の海洋科学における重要性についてまとめた上で、装置の概要、性能について報告する。

@必要に応じて、図・表を使用すること。

@資料は書籍、論文、ウエブなど自由。ただし情報ソースは明記すること。資料の丸写しは認めない。

@講義で紹介したもの以外の実例を調べて取り上げること。ユニークな実例の紹介を期待します。

@不明な点はメール(bafuk@iis.u-tokyo.ac.jp)で問い合わせる。


第7回:11月30日(月) 八木 信行

共有資源を管理する方策について研究した米国のオストロム教授が本年ノーベル経済学賞を受賞した意義について書け【海の豊かさを保全するために、「共有地の悲劇」への対応が重要になる場合があるが、有効な対策に関する社会の認識が今回のノーベル賞受賞をきっかけとしてどのように変化する可能性があるかを議論すること】


第8回:12月7日(月) 青山  潤

動物はなぜ旅をするか?回遊の起源と進化について


第9回:12月14日(月) 高橋 鉄哉

国内外のある海域を選び,窒素・リンの人為的排出が沿岸海洋の生態系へ及ぼす影響について,具体的に記述し現在の対策と課題について調べる.


第10回:12月21日(月) 玉木 賢策

休講


第11回:1月7日(木) 鈴木 克幸

以下の船舶の技術について調べて説明せよ。図を交えてもよい。

    ・二重船殻構造

    ・緩衝型船首構造

    ・トリマラン

    ・GBA (Goal Based Standard)"


第12回:1月18日(月) 福代 康夫

海事による水生生物越境の対策はとりうるものか?


第13回:1月25日(月) 尾崎 雅彦

①統合国際深海掘削計画(IODP)の運営組織について調べて簡潔に説明する(引用元を明らかにすること)とともに,感想を述べよ。

②IODPのように,大型研究プロジェクトが国際協力の下で行われることの意義・問題点について考えを述べよ。


「2009年度夏学期」

第1回:4月9日(木) 巻 俊宏

  問1:有人潜水艇,遠隔操縦ロボット,自律型海中ロボットの例をそれぞれ2つ

     上げ,

      1)性能

      2)特徴、利点、欠点

      3)成し遂げた困難な水中作業

     を比較せよ。

  問2:水中における困難な技術的課題は何か

      1)3つの例を挙げ、

      2)現在はそれをどう克服しているか

      3)将来どういう開発をおこないそれを克服したいか

     を述べよ。

  問3:水中技術に関する感想。


第2回:4月16日(木) 篠原雅尚

  1.海溝型地震について、その地球科学的な性質について知るところを述べよ。

  2.大規模な海溝型地震が発生した場合に環境・社会への影響について、議論せよ。

  3.地震発生予測に関して、どのような観測研究が必要と考えるかを述べよ。


第3回:4月23日(木) 横山祐典

  地球の気候システムを駆動している要因にはどのようなものがあるか

  それを調べる方法にはどのようなものがあるか


第4回:4月30日(木) 羽角博康

  地球温暖化の中で生じると予想される海洋の大規模な変化について、

  2~3個の具体例を挙げて

      - 変化のメカニズム

      - 地球温暖化へのフィードバック

      - 人間社会にどのような影響を及ぼすか

  等についてまとめよ。


第5回:5月14日(木) 福島朋彦

  社会が求める生物多様性の概念と、

  科学が明らかにしようとしている生物多様性を比較・整理して記述せよ。


第6回:5月21日(木) 赤坂甲治

  多様な海洋生物の活用


第7回:5月28日(木) 鯉渕幸生

  講義の中で興味をもった事柄について簡単に調べ、

  今日の講義内容と比較して、自分で考えたことをまとめる。


第8回:6月4日(木) 黒倉 壽

  思いつく共有資源をあげて、その管理の仕方について、考えを述べなさい。


第9回:6月11日(木) 保立道久

  日本の歴史社会と水の自然史


第10回:6月18日(木) Roger  Smith

  (海に関する英語の理解力をみる)


第11回:6月25日(木) 末岡英利

  人流・物流に携わる代表的輸送機器として 陸:自動車、海:船舶、空:航空機が

  ある。輸送機器としてのそれぞれの特徴について比較考察し、船舶の役割・将来像を

  論ぜよ。

   ※ A4 x 3枚以内 (含:図表)


第12回:7月2日(木) 松本 良

  エネルギー資源の危機と地球の温暖化が進む中で、我が国がガスハイドレートの

  資源化プロジェクトを進める理由について述べよ。

  さらに、今後、資源化プロジェクトがクリアしなければ成らないハードルについて

  考察せよ。(自分を、ハイドレート資源化に賛成か反対かいずれかの立場に立たせ

  た上で考察すると論旨が明快になるだろう。)


第13回:7月9日(木) 高木 健

  海洋エネルギーの賢い利用法を各自で考えよ。



「2008年度冬学期」

第1回 10月6日(月) 浦 環

  問1:有人潜水艇、遠隔操縦機(ROV)、自律型海中ロボット(AUV)の例を

     それぞれ2つ上げ、

      1)性能

      2)特徴、利点、欠点

      3)成し遂げた困難な水中作業

     を比較せよ。

  問2:水中における困難な技術的課題は何か

      1)3つの例を挙げ、

      2)現在はそれをどう克服しているか

      3)将来どういう開発をおこないそれを克服したいか

     を述べよ。

  問3:水中技術に関する感想。


第2回 10月20日(月) 佐藤愼司

  「海岸侵食」について,講義内容に則して現状の課題を整理し,短期的な問題を

  解決しつつ長期的に持続性を確保するための望ましい方向性を具体的に述べよ.

  ※:A4レポート用紙に,学生証番号と名前を明記し,課題の整理を1枚,

   望ましい方向を2枚で記述すること.

   自分自身の考えが論理的に記述されているレポートを高く評価する.

   収集した情報については,引用元(書籍名,新聞名,ウェブサイトアドレスなど)

   を明記して,自分自身の意見と区別して記述すること.


第3回 10月27日(月) 松本 良

  「Clathlate Gun Hypothesis」または「ガスハイドレート仮説」について調べ、

  3枚程度にまとめよ.


第4回 11月10日(月) 浦辺徹郎

  海底熱水活動の重要性について,項目を挙げ,その内容・理由を説明せよ.


第5回 11月17日(月) 歌田久司

  「日本沈没」について、各自の興味ある見地から議論せよ。

   例えば、

    ・自然科学に興味ある人は、科学的にみてそのような現象が発生しうるか否か、

    ・発生する場合の開始から終了までにかかる時間スケールなどについて調べて

     みる。

    ・政治に興味ある人は、科学者が10年後の日本沈没を予測した場合に、政府が

     とるべき諸政策を現実の国家予算を考慮に入れつつ考えてみる。

    ・映画が好きな人は、1973年版と2006年版の「でき」を比較する。

   などなど。

  ※これらの例にとらわれず、ユニークな議論を望む。

   他人の見解を引用した場合には、明記する事。


第6回 11月26日(水) 窪川かおる

  海洋環境の具体例を1つ挙げ,その環境に生息する生物群集内の生物と環境との

  関係について,複数の生物を選択して説明・考察せよ.

  1種類の生物に着目してもよい.


第7回 12月1日(月) 茅根 創

  沖ノ鳥島でどのような学術研究や経済活動を行うことが有効であるか?


第8回 12月8日(月) 赤坂甲治

  多様な海洋生物の活用について.


第9回 12月15日(月) 福代康夫

  生物の移動機構と移動防除の難しさについて


第10回 12月22日(月) 青山和浩

  下記から問題を1つ選び,選択した問題は国際物流と商船にどの様な影響を

  及ぼすのかについてレポートに纏める。

    -現在の経済危機/世界恐慌

    -地球環境問題

    -資源・エネルギー問題


第11回 1月8日(木) 木暮一啓

  海洋の微生物群集、とりわけ細菌は、そのサイズは微細ながら他の海洋生物には

  見られないような、いくつかの特徴を持っている。それらはどのようなものか。

  具体的な項目を挙げて述べよ。


第12回 1月19 日(月) 日比谷紀之

  深層海洋大循環の強さをコントロールする可能性のある要因を複数あげ、

  その理由について各自の考えを述べよ。


第13回 1月26 日(月) 山口 一

  北極海を輸送経路(航路)として使うことを想定して、その経済的側面、

  環境的側面、政治的・戦略的側面について調べ、その可否を論ぜよ。


「2008年夏学期」

第1回 4月10日 早稲田 卓爾

  海洋を航行する船舶や,海洋資源の採掘など海上作業を行うにあたり,気象予測,

  波浪予測の果たす役割は大きい。わが国を含む世界各国が,気象・海象・波浪予

  報にどのような独自の取り組みを行っているか,調査し,危機管理という観点か

  ら,各国の取り組みがどのように連携をとり,情報を共有すべきか,論ぜよ。


第2回 4月17日 増田昌敬


第3回 4月24日 佐藤 徹


第4回 5月8日 田島芳満

  海岸侵食問題を助長している人為的な要因を挙げ,その問題点や解決方法について

  議論せよ


第5回 5月15日 木村伸吾

  海洋生物の回遊生態と資源量変動について知るところを

  背景に、持続的食糧資源の確保について議論せよ


第6回 5月22日 篠原雅尚

  1.海溝型地震についてその地球科学的な性質について知るところを述べよ。

  2.海溝型地震の発生予測にむけて、どのような研究開発が必要と考えるか、

    または発生した場合におよぼす環境・社会への影響について議論せよ。


第7回 5月29日 黒倉 寿


第8回 6月5日 奥脇直也


第9回 6月12日 吉田 学

  以下の2種の動物も近年多く実験に用いられ、ゲノムやESTの解読も進んで、

  モデル動物化が図られている。その動物がもつ特長と実験に用いた場合の利点を

  あげ、 研究が進む背景を考察せよ。

    Trichoplax adhaerens(センモウヒラムシ)

    Gasterosteus aculeatus(イトヨ)


第10回 6月19日 武田重信

  栄養物質を直接もしくは間接的に利用した海洋生物生産の促進方策を提案し、

  予想される効果と環境影響について議論せよ。また、その方策に関して得られ

  た科学的成果を公表するときに、社会的影響をどこまで考慮しておくべきか考

  えを述べよ。


第11回 6月26日 升本順夫

  海洋の変動を理解し、予測することが、我々の生活とどのように結びついてい

  るのかを、具体的な例を2つ以上示して、簡潔にまとめよ。その際、海洋を物

  理的に考えることがどのような役割を果たしているか、についても記すこと。


第12回 7月3日 植松光夫

  地球上の生物の存在が地球の気候変化に関与しているのかどうか、例を挙げて

  議論せよ。

  また、人類にとって望むべき地球 環境の将来像を海洋の役割を考慮して論ぜよ。


第13回 7月17日 徳山英一

  20XX年南海トラフYY半島沖50キロの海域でマグニテュー ド8.4(震源の深さ

  は30キロ)の巨大地震が発生した。地震発生後に活断層調査を実施するにあた

  り如何なる調査手法(音波を用いたリモートセンシングのみ)を用いるかにつ

  いて述べよ。なお、調査の目的は

    1)活断層の特定し、その規模を明らかにすること、

    2)断層活動で引き起こされた断層以外の海底変動の解明、である


「2007年度冬学期」

第1回 10月15日 浦 環

  世界を代表する

    1) 有人深海潜水艇(HOV: Human Occupied Vehicle)

    2) 有索遠隔操縦無人潜水機(ROV: Remotely Operated Vehicle)

    3) 自律型海中ロボット(AUV: Autonomous Underwater Vehicle)

  について、

  課題1:それぞれ1~2例をあげ、それらの

      a)仕様および性能

      b)発見など、なしとげた成果

      c)問題点と改良の方向

    を示せ。

  課題2:1~3)それぞれについて、その特徴をおおいに発揮できる

    海中観測項目について述べ、他のものとの比較をせよ。

    参考文献

    浦環・高川真一編著:""海中ロボット総覧"", (株)成山堂書店, (1994.2)

    浦環・高川真一編著:""海中ロボット"", (株)成山堂書店 ,(1997.4)


第2回 10月22日 浦辺徹郎

  天然資源と人類の持続的発展について考察せよ


第3回 10月29日 福代康夫

  環境を守る、特に生物移動を防ぐことの難しさについて

  科学的側面だけでなく、社会学的にも論ぜよ


第4回 11月5日 佐藤慎司

  「海岸浸食」について,講義内容に即して現状の課題を整理し,

  短期的な問題を解決しつつ長期的に持続性を確保するための

  望ましい方向性を具体的に述べよ


第5回 11月12日 歌田久司

  「日本沈没」について、各自の興味ある見地から議論せよ。

  例えば、自然科学に興味ある人は、科学的にみてそのような現象が

  発生しうるか否かについて調べてみる。政治学に興味ある人は、

  科学者が10年後の日本沈没を予測した場合に、政府がとるべき

  諸政策を考えてみる。

  映画が好きな人は、1973年版と2006年版の「でき」を比較する、

  などなど。これらの例にとらわれず、ユニークな議論を望む。


第6回 11月19日 松本 良

  地質時代にはメタンハイドレートの大量分解による環境変動が、

  生物の大量絶滅が起きた例が報告されている。

    1)メタンハイドレートの大量分解はどのようなメカニズムに

      起きるか、

    2)メタンハイドレート分解により地球環境はどのように変化するか、

    3)地質時代で、メタンハイドレート分解に起因すると言われている

      大量絶滅はいつ起きたか


第7回 12月3日 窪川かおる

  鯨骨の環境は深海底の熱水や冷湧水の噴出する特殊な環境と

  同様な特徴(極限環境と呼ばれる)を持ち、古海洋環境と似ていると

  考えられる。次の3つのイベントから1つを選び、

  極限環境と化学合成細菌に焦点を当て、解説と考察をせよ。

    1)生命の誕生

    2)最初の単細胞誕生

    3)最初の多細胞生物誕生


第8回 12月10日 赤坂甲治

  多様な海洋生物の活用について


第9回 12月17日 茅根 創

  島嶼国における,海面上昇以外の問題について,調べてまとめて下さい


第10回 1月7日 青山和浩


第11回 1月15日 木暮一啓


第12回 1月21日 日比谷紀之

  何らかの理由で、月の起潮力が現在よりも、ずっと弱くなってしまった

  としたら、深層海洋大循環はどのようになってしまうだろうか?

  そして、その結果、世界の気候は、どのように変化していくことが

  考えられ るだろうか?

  その理由をあげて、各自の考えを述べよ。


第13回 1月28日 山口 一

  北極海を輸送経路(航路)として使うことを想定して、その経済的側面、

  環境的側面、政治的・戦略的側面について調べ、その可否を論ぜよ。


海洋アライアンスメンバーの皆様へ

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人的資金的支援についてのご紹介


【アースウォッチ・ジャパンに関して】

「アースウォッチ・ジャパン」は1993年にアースウォッチの日本支部として発足しました.1995年からは国内の研究者の支援も開始し,2005年までに毎年10件程度の研究に市民をボランティアとして送り出し,支援してきました.こうしたアースウォッチでは,こうしたボランティアプログラムを「プロジェクト」と呼んでいますが,2005年までに26の日本国内でのプロジェクト(「国内プロジェクト」)を支援し,1400人余りの市民ボランティアが参加しています。重要度を増す環境保全分野の研究をより広く支援するため,2006年より国内での支援研究公募制度を開始することになりました.

詳しくは---> http://www.earthwatch.jp/


「アースウォッチ・ジャパン」は

・「持続可能な未来の実現」を目的に,主として科学者による研究に対して人的資金的支援を行い,調査の経験を通じて一般の人(ボランティア)に環境に対する意識を高めてもらう活動を行っています.

・研究調査にボランティアを派遣し(人的支援),企業からの資金(資金的支援)で研究をサポートする事業を行ってます.


【ご紹介案件の詳細および研究支援の申請方法および審査】

http://www.earthwatch.jp/getinvolved/research/

 ご応募される際には,海洋アライアンスにご一報を御願いいたします.


【海洋アライアンスにアースウォッチ・ジャパンが期待すること】

・調査に人的・資金的支援を必要としている研究者とコンタクトをとりたい.

・本部の大方針「気候変動」「海洋」「生物多様性」「文化」の内で,「海洋に関連した研究」を調査プロジェクトとして是非立ち上げたい.

 国内での海の関連は(2012年2月現在),東日本グリーン復興モニタリングプロジェクト-被災した干潟のいきもの調査 -,温暖化と沿岸生態系-地球規模の環境変動が沿岸生物群集に与える影響の解明-,東京湾のアマモ-温暖化をはじめとする環境変化が沿岸生態系に与える影響を探る-の3件の調査が実施されているに止まる.詳細は以下を参照.

http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/index.html

・研究内容には海洋生物に加え,海洋文化に関する調査など,多岐にわたるプロジェクトを歓迎する.


【海洋アライアンスの役割】

 海洋アライアンスは,アースウォッチ・ジャパンに「研究者を仲介」する役割をしていきます.

 アースウォッチ・ジャパンの国内プロジェクトを見ると,海洋関連の研究としては,生物地理学的な調査が高いウエイトを占めています.しかし,マンパワーの必要な海に関する調査はほかにもたくさんあると思います.例えば,海産の恐竜等の化石の発掘,海産物の利用に関する民俗学的な調査もそれに含まれますし,もちろん水産資源の調査でひたすら体長や体重を記録していくというのも,マンパワーのいる研究です.また,フィールド調査に少人数のボランティアが同行し,読み上げる数値を記録するといった人的支援も考えられます.

 アースウォッチ・ジャパンのプロジェクトとして採用されるかどうかは,サイエンスアドバイザーによる審査がありますが,是非,社会の一般の方々の海に関する知識の底上げの役に立ちますので,アイデアのある方はご応募下さい.


【海洋アライアンス担当者】

准教授   八木信行(農学生命科学研究科)

特任研究員 野村英明(内線:66417,E-mail:nmr@aori.u-tokyo.ac.jp