研究者発の海の話研究者発の海の話

現代の海賊問題と日本

ソマリア海賊から釈放された直後の日本企業所有のタンカー-2007年12月(出典:米国海軍HP)

ソマリア海賊から釈放された直後の日本企業所有のタンカー-2007年12月(出典:米国海軍HP)

近年、ソマリア沖で航行中の貨物船やタンカーなどが海賊に襲撃される事件が頻発に生じており、その被害は甚大かつ深刻なものとなっている。海賊は、古くから世界各地に存在した犯罪集団であるが、ここでは現代における海賊問題と日本について様々な論点を紹介したい。たとえば、遠くの海で起こった海賊事件が私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを海上物流の側面から検討を加える。また、アデン湾やマラッカ海峡における海賊問題に対して日本や国際社会がどのように対応しているか、さらに、個々の船舶が海賊対策のために民間の護衛船舶を雇っている事例の紹介や国際法からの考察も行う。

(許淑娟)
Contents
研究者発の海の話
水産業の振興に向けた海の「砂漠化」対策
海溝というもの
漁村を活性化するのは「心」なのか「環境」なのか?
高性能な船を実験水槽で開発する方法をウェブでわかりやすく説明する
地球温暖化だけでサンゴ礁の国は水没しない
海中ロボットで海を身近に
河川の構造物はニホンウナギの行く手を阻んでいるか?
「赤潮」の頻発と養殖漁業 ~インドネシア・ランプン湾を例に~
大学における学際海洋教育を推進するための基礎データ
島嶼(とうしょ)における海洋保護区のあり方と意義
海洋生物の多様性保全と利用を考える
海を守る、地球を守る
我が国の離島の保全・管理や振興
海面上昇に対する沖ノ鳥島の維持
「海」から展開する情報プラットフォームとネットワーク
海洋深層水の利用
うみあるきとは?-システム開発の目的と方針
現代の海賊問題と日本
沿岸域利用についての合意形成メカニズムの評価検討
次世代海洋研究者の育成
陸と海のつながりと海洋生態系
大学における学際的海洋教育研究
漁業をまもる先端技術
海底に眠る鉱山—熱水鉱床
海洋に関わる諸活動のコスト・ベネフィット評価
page top