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【第16回海洋アライアンス・イブニングセミナー】PEMSEA報告会
2012/10/30

第16回海洋アライアンス・イブニングセミナー

PEMSEAに参加した大学院学生の報告会


 海洋アライアンス(以後,アライアンス)が主催するイブニングセミナーが10月3日(水),本郷キャンパス旧理学部1号館で行われた.本セミナーは今回で16回目である.同セミナーは,アライアンスメンバーの相互理解を図り親睦を深めるために始まったものであるが,今回は,アライアンスの分野横断型教育プログラム「海洋学際教育プログラム」の履修者から選出され,Partnerships in Environmental Management for the Seas of East Asia (略称PEMSEA)のYouth Forum (以後YF)に参加した3名の大学院生が,それぞれの学習成果を発表する会として開催された.

 PEMSEAは,東・東南アジア海域における環境管理と持続可能な開発を促進するため,政府,国際機関,NGO,研究者等の幅広い関係者間の連携・協力の強化を目的に1994年に設立された国際機関である.今回は韓国・昌原で7月9-13日に開催された.YFは今回が3回目で,アライアンスでは前回フィリピン・マニラでの開催に引き続き2回目の学生派遣である(YFの会期は8-13日).

 発表は修士大学院生の清水博紀君(工),太田毅人君(農),小川太輝君(新領域)であった.彼らの参加動機はそれぞれに異なり,「海洋開発と環境保全のバランスについて考えたい」(清水),「漁業管理についての様々な考え方を知りたい」(太田),「アジアのそれぞれの国における水産観を知りたい」(小川)というものであった.YFは海洋環境保全管理に関心のある若者の集まりとして実施されており,3名もそれを想定して参加した.しかし,実際は主旨に沿った参加者ばかりではなく,相当に戸惑ったとの感想であった.

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 現地では,グループに分かれて実施された討論,展示やプレゼンテーション,そして合同でのYFのステートメントを作成する中で,各国から参加した学生の持つ様々な背景を理解したり,実際に話さないと解らない国の事情に触れ,当初の目的以外の部分でも相当に大きな経験を得ているように見受けられた.また,議論の結論が誤った方向に向かいそうになった際には,事務局に修正を提案したことも報告された.発表後には,部屋を埋めた教職員,大学院生から次々に質問やコメントがあり,活発な議論があった.

 会期後,PEMSEAの事務局長からアライアンス機構長に,3名の氏名を記した参加への感謝状が贈られてきた.浦機構長はセミナーを受け,「教育効果が高いことがわかった.今後も国際会議の現場への学生派遣を引き続き行っていきたい」と述べている.アライアンスとしては,派遣する学生に提供する事前情報の整理や授業における討論の強化が大切であることが痛感された.

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