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【報告】海のない地域の子供達に海のおもしろさを!(出前授業)
2011/08/29

海のない地域の子どもたちに海の面白さを!

ー 山梨県富士川町立鰍沢小学校にて出前授業を開催 ー


海洋アライアンスでは,海に関する教育の一環として,海洋アライアンスの教員が講師として小中学校や高校などに出向き,授業をする活動を行っている.今回は2011年7月21日に,山梨県にある富士川町立鰍沢小学校(望月眞校長)に赴き,1,2年生の子どもたち40名を対象に海に関する出前授業を行った.


鰍沢小学校は,江戸時代に富士川舟運の要衝地として栄えた旧鰍沢町にある.当時の鰍沢河岸は下げ米・上げ塩を扱う流通拠点として知られていた.特に上げ荷の中心は,塩をはじめとする海産物であり,山間地にあっても海との関わりの深い町だったことが伺える.


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海のいきものクイズの様子


今回の出前授業を引き受けたのは海洋アライアンスの福島朋彦特任准教授である.終業式を翌日に控えたなかでの授業だったが,担任の笠井寿美香先生のはからいで,子どもたちといっしょに給食を食べることから始まったため,教壇に立つ頃にはすっかりリラックスすることができた.


最初に,国語の授業で学習したスイミーの内容に合わせて,「にじいろのゼリーみたいなナマコ(教科書の記載はクラゲ)」,「ブルトーザーのようなえび(いせえび)」,「かいそうのはやし」などを写真を使って紹介すると,聞き覚えのある言い回しだったせいか,子どもたちは「わー,わー」と声をあげて喜んでいた.


子どもたちの緊張がほぐれたところで海の生き物の解説に移った.空飛ぶイカはいるか,ホンソメワケベラのように他の魚を掃除するエビはいるか,クマノミのお父さんはお母さんが死んでしまうとどうなる,などいずれも国語の教科書にある「サンゴの海の生きものたち」に登場する生き物を選んでクイズ形式で解説した.海の生き物の意外な生態の解説を信じられなかった子どもたちも,証拠のビデオをみると納得の表情を浮かべていた.そして最後20分を使って,1年生と2年生の混同6チームによるクイズ大会を行った.対抗戦形式だったため,学年を越えて協力する子どもたちの様子が随所に見られ,講師には微笑ましく映った.優勝チームには講師オリジナルの「海のいきもの博士認定証」が渡された.


数日後,子どもたちから手紙が届いた.「とおいところからきてくれてありがとうございました」,「イカがとぶなんてはじめてしりました」,「またいっしょにきゅうしょくをたべてください」,なかには講師の体を気遣い「ねっちゅうしょうにならないでください」といった内容まで,いずれも心温まるものばかりだった.


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後日,送付された学級通信(抜粋)


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