海洋アライアンス・イニシャティブの活動報告
海洋生物の多様性保全と利用に関する
学生フォーラム
2010年10月23日から28日まで,名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)の白鳥公園会場において,本フォーラムの大学院学生が海洋生物の多様性保全と利用に関するポスター発表を行いました.その概要は以下のとおりです.
CBD-COP10の白鳥公園会場
日本における禁漁区の実態
― 管理をしている人々の本音からみえるもの ―
井嶋浩貴(横浜国立大学 大学院環境情報学府 環境リスクマネジメント専攻)
入江敏弘(東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻)
須山友貴(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻)
寺井良太(東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻)
松本優衣(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻)
本宮佑規(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 環境システム学専攻)
千葉県や伊豆大島の漁業協同組合において禁漁区の自主管理を行っている人々にインタビュー調査を行い,禁漁区の実情を明らかにするとともに,禁漁区と生物多様性保全の関係について考察しました.
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生物多様性レシピ
― 未来につながる今日のごはん ―
大里和輝(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 自然環境学専攻)
緒方悠香(東京大学 大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻)
神山龍太郎(東京大学 大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻)
菅澤承子(東京大学 大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻)
持留宗一郎(東京大学 公共政策大学院 公共政策学専攻)
現在,過剰に漁獲・消費されている水産生物と,そうでない低利用の水産生物の両方が存在しています.このため,そのような消費のアンバランスを解消し,後者の利用を促進するための簡便な方法としてエコスコアーを提案しました.さらに,エコスコアーを用いて魚を選んだ場合のレシピについても紹介しました.
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里海
― 21世紀の海と人 ―
橋本英奈(東京大学 大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻)
三上翔太(東京大学 大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻)
伊藤 翔(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻)
小薗健太(東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻)
牧野 梓(東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻)
松原直哉(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻)
地域住民参加型あるいは主体型の里海づくりの事例を紹介するとともに,様々な立場の人々が共有できるような里海像について考察しました.そして,里海の保全に向けて,今後どのような行動を起こす必要があるのかを提言しました.
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発表期間中,500名以上の方が展示ブースを訪れ,ポスターをみながら学生たちと活発に議論してくださいました.学生たちは多くの人と意見交換をすることによって,自分たちの提案に対し多様な意見があることを学ぶとともに,この経験を今後の研究活動などに生かしたいと感想を述べていました.
展示ブースでの発表風景(1)
展示ブースでの発表風景(2)