活動報告活動報告

活動報告

報告:海洋アライアンスシンポジウム「海と人類との新たな接点」
2009/01/15

報告:海洋アライアンス シンポジウム

第3回東京大学の海研究

「海と人類との新たな接点」

2008年7月15日(火),本学鉄門記念講堂において,海洋アライアンス主催によるシンポジウム「海と人類との新たな接点」が開催され,学内外から約300名もの参加者が集まった.海洋アライアンスは機構として発足する以前からシンポジウム「東京大学の海研究」を企画し,今回はその3回目である.

 今回のシンポジウムでは,これまでの内容構成に加え,海洋アライアンスのシンクタンク的役割を果たすべく,ミニシンポジウム1「油濁汚染と国際技術基準の交渉戦略」とミニシンポジウム2「海底熱水鉱床の開発問題に関する海洋アライアンスの取り組み」が新たに設けられた.前者は学外から招いた研究者で構成され,油濁汚染に関する制度や規則を国際的な視点から検討し,後者は学内からの研究者で構成され,排他的経済水域にある深海鉱物資源開発に関して,地学・環境・法学の立場から意見を交換した.

 これら2つのミニシンポジウムの前後に2つのセッションが設けられた.セッション1では,1)水産生物の疾病病原が流通の過程で世界に拡散し新たな脅威を生み出している事例,2)遺伝子研究において実験動物の果たす役割や注目されている新しい実験生物が紹介された.セッション2では,1)地震発生帯の海底内部温度を測定することで地下で起こる様々な現象を捉えるアプローチ,2)白色鉱物の発光現象を応用した土砂移動解明のアプローチ,3)沿岸域管理におけるその地域が蓄積している地域知の重要性,4)海洋ガバナンスや国際公共財としての海に対する考え方が示された.最後に,海洋アライアンス浦機構長が海洋アライアンスの今後の展開について発表して閉会した.

20090115_01.jpg

20090115_02.jpg

 懇親会が山上会館「御殿」で行われ,活発な情報交換が行われた.おわりに,海洋アライアンス評議員の西田海洋研所長による一本締めで,本シンポジウムは無事終了した.

20090115_03.jpg

 たくさんのご参加,ありがとうございました.

第3回東京大学の海研究概要集はここをクリック:3rd_OA_symp_abstractN.pdf

Contents
活動報告一覧
page top